10/25にKindle storeが日本でもオープンしました。

現在Kindle 3Gを所有していてamazon.comからの書籍の購入と購読に使用してきました。数えてみると有料の書籍は40冊くらい購入していました。

最大の関心事は,amazon.comとamazon.co.jpのアカウントの関係がどうなるか,でした。統合もできると言うことでしたが統合をしてしまうと何かと面度な事になるということもあり結局そのまま使うことにしました。

ぼくはそもそもamazon.comとamazon.co.jpではIDつまりmail accountは別々のものを使っていましたので全く無関係に使用することに何の問題も無いわけです。 Kindleもamazon.com用には従来の3G, amazon.co.jpには新規に購入するKindle Paperwhiteを使うつもりで注文をしました。現在持っているKindle3Gはバックライトがないので暗い場所では使い物にはなりませんがPaperwhiteはバックライト内蔵だそうです。少なくとも自分は職業的に知的な活動を行っていると思っているほどの人は一台は持っていて損はないと思いますがそもそも年に本を10冊しか買わないと云うような人はこんなものを持つ必要ははじめっからありません。

Mac,iPhone, iPad上のKindleリーダーは面倒をいとわなければアカウントを切り替えて利用できますので原理的な問題とはならないだろうと思っています。概ねiPhone,iPadは amazon.co.jpのアカウントと紐付けて使おうと思ってそう設定を変更しました。コミックなどは今後カラーのものも出て来るだろうしやはり絵や写真のコントラストはKindleがiPadにかなうはずは無いと思います。Kindle Fireにはまったく興味はありません。iPadを凌駕するとは到底思えないからです。

Kindle shopもこれから品揃えが増えてくれば枕元に置いてある50冊くらいの本については全てKindle版で買い直してしまおうとか考えています。 旧い本が多くdiscount率も高いだろうと推測もしています。 平均1000円で50冊で50000円と考えれば安いかもしれません。そもそもすでに青空文庫に収録されているものも多いのでこんなにかからないかもしれません。 過去の名著が今後どれくらい電子書籍として出てくるのかが関心事です。 ブルーバックスも含めた新書の10年以上前に出版されたものが現在の半額とかで出だせばまとめて50冊くらいは買い直すと思います。

また追加料金を払ってもよいのでtextを再利用できる形での提供にも出版社は挑戦してもらいたいと思います。


あるインタビュー記事を読みました。(「「キャリア官僚だって人間」―30歳元キャリア官僚の語る霞ヶ関の実態 」)

先日経済産業省を退官した宇佐美典也さんへのインタビューです。

典型的なのは古賀茂明さんで、あの人は官僚社会で決して大きな成果を上げたわけではないんですよ。「自分の理想に溺れて公務員制度改革に失敗したドン・キホーテ」。それが官僚社会における古賀さんの現実です。

役人の世界には彼ら独自のものの見方があるのですね。 これは医者の世界でも研究者の世界でも同様だと思いました。

大学病院と言うと以前から何かと批判を受けます。 確かに平均的な医療水準が大学病院で特に高いということはないと思います。特殊な治療を行っているという事はあるかもしれませんが市中病院でもそういった試みは行われていて成果を出している病院はいくらでもあります。

それじゃなんだんだというとぼくもよく解りませんが,麻酔科に限っても移植医療を別にしても大学病院で一年間くらいの研修をする,ある程度のキャリアを積んでから数年間でも勤務して与えら得た課題をこなすとかすることは無駄な事では無いと思います。

メディアに登場する元官僚は霞ヶ関では「芸人枠

という言い方は結構使えると思います。もちろん「芸人」はどの世界にも必要です。

ぼくは,一回は大学を離れて研究所や市中病院で働きましたがどういう配剤か基礎研究は20年くらい継続しています。 8年ほど前に大学に異動して以来,結構長い期間大学病院で働いています。

宇佐見氏が言うように

私のように一度辞めた人間が重要なポストにつくというのは、内部の人間に対して失礼だと思います。

という気持ちはいつも持っていて現在の職場を離れる必要があると思っています。生え抜きの人たちで運営するのが筋だと思います。

大学病院にいるといろんな仕事を経験することになります。 ぼくもたぶん皆さんが一生体験しないようないろんな経験をしてノウハウは獲得しました。以前にもどこかで書いたことがあるかもしれませんがやっていない大きな仕事は手術室の設計くらいなものかもしれません。

それと基礎研究は別物です。基礎研究は大学いる方が圧倒的に有利です。しかし,条件さえ整えば市中病院の中でもできます。大学へ移動する前は市中病院で基礎研究を行っていましたが何の問題もありませんでした。 しないのは,やる気とアイデアがないからだけです。


橘玲氏の「臆病者のための裁判入門」を先日読みました。

米国にいるときに住んでいたアパートの1階上の住人が子供にいろいろとちょっかいを出すので,アパートの管理事務所,小学校の校長,警察を巻き込んで奮闘2ヶ月くらいでアパートから退居してもらったことがあります。今度時間があれば顛末を書いてみようと思います。

臆病者のための裁判入門 (文春新書)

「弱いロボット」という本も読みました。医学書院の「ケアをひらく」シリーズの一冊です。今年最高の読書体験をしたと言えると思います。 「ケアをひらく」シリーズはすごいです。

「科学性」「専門性」「主体性」といったことばだけでは語りきれない地点から≪ケア≫の世界を探ります

がキャッチフレーズですが示唆を与えてくれる著作が目白押しです。

弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)

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