behind the mask

On 2009/2/3 火曜日, in anesthesia & critical care medicine, by bodyhacker

一般的に、麻酔科の医者は患者さんの前には帽子をかぶりマスクをつけて手術着で登場することがほとんどで廊下で患者さんと出会っても患者さんから自分の麻酔をした医者がぼくであると思われることは少ないわけです。ぼくらにしても患者さんの普段の姿を見るわけでないので自分が麻酔をした患者さんとすれ違ったと認識することも少ないと言うことがあります。

今いる職場では麻酔直前に患者さんと家族に会い術前状態や麻酔法を確認するという儀式をしていますので私服の患者さんと話しぼくもまたマスクや帽子をつけていない状態で患者さんに対して、手術後もリカバーで結構しつこく患者さんを診察しますので顔をお互いに覚えてしまうと言うことがよくあります。

今日紹介するのは、特に大学病院などでは患者が自分の担当の医者の名前を覚えていないという頻度が驚くほど高いと言うことを報告する論文です。

75%の患者は自分の担当医の名前を言うことができず、残りの患者も40%は名前を間違って記憶しているという報告です。

Patients who were African American, had an educational level below that of a high school graduate, were older, and were unmarried were less likely to identify their inpatient physician.

というような傾向があるそうです。

論文は

Ability of Hospitalized Patients to Identify Their In-Hospital Physicians

Arch Intern Med. 2009;169(2):199-201

顔を覚えていても名前まではなかなか難しいしいとおもいますけど、入院したら担当医の名前くらいは覚えるか普通は。

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