昨日当直でした。20時前に手術が全て終了というぼくの当直史上初の出来事が起こりました。

 

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土曜日の朝からの某任務のため金曜日から東京でした。

任務を無事終えて帰宅した翌朝出かけようとしたらiPhoneで使っていたearphoneが見当たりません。

鞄の中など全て探しましたがありません。

新幹線の中で音楽を聴いたことは覚えていますから新幹線かそれ以降ということになります。

JR東海、JR西日本に電話連絡をして阪急池田駅と梅田駅、土曜の夜によったラーメン屋に尋ねましたが該当のものはありませんでした。

家内にはまた怒られ「だから出世しないのだ」とかいわれ散々な目に遭いました。仕方ないのでiPhone 5Sについていたearphoneを使って一日を過ごし「結構いい音だな」と自分を慰めていました。

いっそ新しいものをと思ったのですがほとぼりが冷めるまで我慢しようと考えていました。

夜を迎えて風呂から上がって月曜日の朝に着るものなどを用意していつもの場所におこうとするとearphoneがそこにありました。一旦、居間においてある鞄の横に移して別のことをして部屋に戻ると家内が怒りまくっていました。どうもぼくが昼間のうちに新しいものを買ったのだと思ったようなのです。説明すると納得してもらいましたが同時に「お前の様な不注意な人間はもうダメだ」と再度言われました。

そんなことならいっそ新しいのを買ったらよかったと思いました。

 


Apple Macintoshが1984年の1月24日に発売されて30年なのだそうです。

ぼくのfisrt macは1989年に買ったSE/30でした。ハードディスクと一緒に通販で買って確か80万円位しました。

HyperCardというアプリがついていて HyperTalkという言語を使って結構いくつものstackを作りました。

その後インクジェットプリンターも買ったので結構長くSE/30は使っていました。

大学院に入って当時出ていたmac cloneを使っていましたが持ち運びしたいということでJY先生のお下がりのPowerBook Duoも同時に使っていました。このころからInternetとかe-mailとかが一般的になってきて研究生活にも無くてはならないものとなっていました。

なんか昔のことを思い出してしまいました。

ところであのGLSさんのfirst macもSE/30のはずです。彼の部屋に飾ってあります。初めてのRO1 grantをそれで書いたのだそうです。

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今年最大級の発見が昨日から話題になっています。

素人のぼくでもいろんなことが思いつくopenな問いを話題を提供する大きな発見なのだと思います。

着想は相当早くからということですが、おそらくこの話を聞いて「ああそうなんだ」と思う人はいると思います。

例えばMUSE(Multilineage-differentiating stress-enduring)細胞も詳細の異同はあるとしてもコンセプト的には似たようなものかも知れません。しかしMUSE細胞について今回全然言及されていませんね。大丈夫なんでしょうか?というよりいまどうなっているんでしょうかMUSE細胞。これは突っ込むとやばそうなので止めておきます。

またこれも方向性は似てますよね。

 

アイデアに対する信念とそれを可能にする道具立てがそろうと「何かが可能になる」と云うことなのかもしれません。条件の設定とかにすごく手間が掛かったのだと思います。実験量も大量でそのわりには著者が少なく結局はほとんどの実験は彼女自身でやったのではないでしょうか。

iPS細胞で細胞のreprogrammingを起こすことができるという確固とした事実があるから意味突き進めたのかもしれません。やっぱりiPS細胞ありきだとは思います。

 

研究の推進者が30歳の女性だったという事もこの報道を大きくしている理由だと思います。

学位を取得してまだ三年くらいなのだそうです。

 

数学とか理論物理学は特権的な学問です。つまり努力では如何ともしがたい知的能力がないと一人前になれないという非情な分野だということです。

生物学はまだまだアイデアと熱意で何とか突っ走れる民主的な学問分野だということが今回の一件でもあきらかになったと思います。

ノーベル賞ランナーの向こうを張ってアイドル研究者になってもらいたいと思います。臨床応用なんて暇のある人任せにして王道を歩んでもらいたいと思います。

多くの理系女子学生の星にもうなっているしね。

 小保方さん今現在「今まで生きてきた中で、一番幸せです」状態なのでしょかそれとももっと他に幸せなことがあるのでしょうか。

学会に出かけたら多くの人が自分らが命名した分子や細胞の名前をしゃべっていたらホント痛快ですよ。ぼくも某分子でそういう経験したことあります。エレベータで握手求められたりしますから。今回はそれだけじゃ済んでいないようですけど。 

でもすごいのは理研の力です。大学院を出る前の研究者のアイデアをここまで大きく膨らませるなんて。 竹市先生ってすごいと思います。上田さんを連れてきたり小保方さんを連れてきたり。

若いマウス由来の細胞だけで無くいろんな種類の細胞でSTAPが起こるかどうかなどが一番の焦点なのでしょうがもう検討は相当進んでいるんでしょうね。 [New York Timesに出てますね。大人の猿からはOK、ヒト新生児の皮膚からもいけるけど大人のヒトからはまだだそうです。] 

 

この細胞控えめにpluripotentと言っていますがso far totipotentでいいじゃないんでしょうかというかそこが言いたいのでは。

つまりiPSじゃないよと。なのでSTAPじゃなくてiTS cellとホントは命名したかった、でもなんぼなんでもこれはヤバイか。

またこれってiPSじゃなくてiTSだからiPSの特許とは無縁なんでしょうか。人ごとながら気になります。もっとうまくいったら特許を独り占めにしてじゃんじゃん稼いじゃってください。

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たぶん今日家に帰ったら家内に「お前はもう研究止めろ」と言われると思います。彼女はまともな研究はテレビとか最低限新聞に取り上げられるからそうでないぼくの研究は意味がないと本気で思っていますから。

 

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