学位審査のシーズンが来ました

On 2010/12/15 水曜日, in books, Thus Spoke Dr. Hypoxia, by bodyhacker

某原稿ぼくのすることは全部しました。年内に送り出したいのですが28日に送っても4日に送っても結局は一緒か。二人くらいには読んでもらって意見ももらいたいし。

これが終わったので、ガンとハイポキシアまでにS木さんの分は何とか1st draftに持って行きたい。

今日も会議が二つ。

一つはなんとぼくが議長だから困ったモノです。こんなことをタダでやっているのですから大学病院と言うのは因果な所です。

明日も会議が一つと某説明会が一つ。”室長”を逃れたので気楽な説明会です。

そのあと当直。
というわけで今年も終わってしまいそうです。

買ってすぐに夢中で2/3くらい読んだのですがその後足踏みしていた量子の社会哲学 革命は過去を救うと猫が言うを昨日読み切りました。

時代時代の社会哲学を物理学というかもっと狭く言えば力学における支配原理の変遷にそって記述した本です。

これは実は医学というか生命への態度というか医療のあり方の変遷にも応用できると思います。

これを考えることを年末年始の課題にしてみようと思います。

これはサンデル教授の例の”正義”の本にまして医学部の講義でじっくり読み込まれたらよい本だと思います。

この時期職場では学位の審査がそこここで行われます。朝7時半からとか言うときもあり閉口します。

今日、研究など大学でなくともどこでもやっていますが、学位を授与するという機能は大学がいまだほぼ独占的に持っています。

博士号を得ようと思えば結局は大学でのしかるべき審査を経る必要がある訳です。

ぼくらの研究科では申請者による講演、引き続きのーというか途中から絡んでくる先生もいますけどー質疑応答を経て、調査委員と専門委員による合議で合否が決まり署名捺印された審査結果が主査により研究科会議で発表、承認され最終的に博士号にたどりつくという手順です。

もちろん白熱するのは”質疑応答”のパートです。

こればっかしは言語明瞭意味不明だと火に油を注ぐことになるので注意が必要です。自分の指導した学生の講演会はほんと緊張します。変な質問されて”間違った”ことを答えたりすると緊張はどんどん増していきます。ときどきぼくの指導した学生の審査だけガチでやられていると感じることもあります。全員基礎の先生で専門委員まで基礎の先生とかで言いたい放題言われてちょっと不公平だと思った時もありました。こっちが手に汗握ってしまいます。どうせ出席していても発現はできないので今度から出ないようにしようかなと思っているくらいです。実際前回は出ませんでしたというか仕事を与えられて出席できませんでした。一回でいいのでどこか基礎の部屋の審査に出かけてコテンパンにしてやりたいなと思っています。

ぼくは教授でないので調査委員にはならないのですが時々専門委員として参加します。最近は麻酔科だけでなく他科の先生の審査に参加することもあり、科による芸風の違いを感じることもあります。

質疑応答の後の、調査委員と専門委員による合議で何が議論されるかは秘密ですがその場にいると結構引くかもしれません。

というわけでうちの大学の審査では論文のreviewerのコメントより厳しいコメントが出ることはしばしばあります。

別に心配することはないんですけど心配ですよね。やっぱり。

量子の社会哲学 革命は過去を救うと猫が言う

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