日曜日に家でゆっくりできたのは二ヶ月ぶりくらいかもしれません。
おかげで論文も読んだし本も読むことができました。
Click here to add a title

生命と自由を守る医療政策
を読みました。
分厚い本ですが医療関係者であれば難しということは無いと思います。一気に読み切ることができました。
強いて言えば、第II部の「生命と自由を守る二段階理念論」の部分がピントこないかもしれません。しかしここ部分がこの本の肝なのだと思います。
主張は明快です。何より生命を守る医療政策こそ採用されるべきであるという主張が述べられているのです。次に重要なものは個人の自由の尊重です。
その意味では「喫煙」をする自由もある意味尊重される必要があります。これはぼくも同じ意見です。喫煙が健康に良いとは思っていませんが現実にタバコは合法的に売られていて喫煙者はいるわけです。喫煙者を排除するのであれば生命の維持に必要なカロリー以上に摂取した結果としての「肥満者」も同様に扱われるべきでしょう。
この本で重要なのは著者らは医療費をどうやって減らすのというような論点には中立的な立場を取っているということです。医療はあくまでも個人の幸福追求と自由のバランスという観点から論じられるべきでるという理念が貫かれています。
こういった観点から医療を見直すのはぼくにはすごく有意義な体験でした。
例えば乳房切除後の再建術が保険医療とし行われるべきかなどの議論、家族承諾の臓器提供は行われるべきかなどのissueをどう考えるかなどの手がかりになります。現在では現実には保険医療で行われたり法律を改正してまで行われているのですが…

医療戦略の本質―価値を向上させる競争」を読んだことがありました。この本も大変為になりましたが「生命と自由を守る医療政策」は自分に取ってはもっと根源的に医療を考える手がかりを与えてくれました。
良書だと思います。
著者らは医療費いわゆる医療現場での経験を持たない人たちです。このような人たちがどのようにして医療現場で起きていることを自分らに取り込んで行くのかその過程を知ることができると本がもっと興味深く読むことができると思います。医師免許を持っていても週に一回しか臨床現場に出ないような人たちの考えることは何かずれていると感じることがあります。一方医者でも無いのによくわかっているなこと人と思うこともあります。不思議です。

カメラロール-788

乃木希典が明治天皇に殉じたのは当然と思います。あのような作戦を兵に強いたのですからどこかで責任を明確にする必要があり 当時としてはあの方法しかなかったと思います。
現代に生きる僕らにもそのようなことは無縁では無いと考えています。近い将来に改革がなれば少なくとも職を辞して責任を明確にしようと思います。
それができない人間はクズだ。

Posted from my iPad

Similar Posts:

Print Friendly, PDF & Email

PDF
 
madeonamac.gif Creative Commons License