死のロードお終い

8月中旬から続いていた泊まりがけの活動シリーズが昨日の夕方で終わりました。 結局合計4回。結構しんどかったですね。 月曜日から論文執筆のモードに戻ります。

一番しんどかったのは先週,三泊四日で行ったぼくには何の価値ももたらさないボランティア活動でした。肩のこりを通り越して脳細胞も麻痺するくらいしんどかったです。

ぼくがこの試験を受験したのは大学院を出た年の秋でしたが牧歌的なもので過去問を解いたら9割くらい取れたので二週間くらいの準備で当然の如く合格するという程度の試験でしたが今はそうでもないようです。毎年解いてみますが8割くらいとれないのでそれなりに難しい試験になっているのだと思います。それなのに合格率は各部門9割くらいですからそれ故のプレッシャーがあるのでしょうね。

 

昨日までの「活動」はそれに較べればなんてことはありませんでした。

ワークショップの小部屋になぜが旧い新聞紙の束が置いてあり10/4の読売新聞の朝刊(ノーベル賞号)が含まれていました。

その27ページ目に小説家の綿矢りささんが新作小説を出版したという記事が出ていました。(「綿谷さん新作 故郷京都が舞台」)

19歳で芥川賞を受賞して東京の大学を卒業してしばらく書いた小説がいくつかボツになってスランプに陥って京都に戻ってアルバイトに出たりしていたのだそうです。

そんな生活を経て気づいたのは,自分がやりたいことと,やれることは違う,小説の世界は広いけれど,自分のできることは狭いという事だった。「書けるものを書こう,と思えてからは楽になりました」

「自分のできることは狭い」です確かに。

 

朝日新聞も置いてあり

折々のことば 510 で写真家の植田正治さんの言葉が紹介されていました。

写真誌によく投稿していたアマチュア写真家が「かくもたあいなく消えてしまう」様子をみて

創作の世界に代わる価値あることに、かつて写真に打ちこんだほどの重さでもって、今の生活の中でとりくんでおられるでしょうか。

打ち込んでいた研究を止めて別の道を,と思うときにその別の道がかつて夢中になれた研究と同じ歓びを自分に与えてくれるのかどうか。

二つとも深いですよね。

 

最後に追加した項目-423

Autophagyにノーベル賞が出ました。 酵母をつかってautophagyの機序をほぼ完全解明した事が重要だったのだと思います。

となると某転写因子のcDNA cloningに成功して低酸素感知に関わる分子のcDNA cloningにも成功した某氏も可能性は大ありだと思うようになってきました。

 

元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長の毛利秀雄名誉教授の文章が公開されていました。 (隣のおじさん-大隅良典君(ノーベル生理学・医学賞の受賞を祝して)

読みました。

今堀和友先生の研究室に入ったばかりの卒研生が、バランスのとり方が悪くて生物学教室の冷却遠心機のローターを飛ばしました

で始まるなかなか味のあるessayだと思います。

少なくとも「冷却遠心機のローターを飛ばしました」の意味が「正しく」理解できる人向けに書かれたものだと思います。

ぼくは一度実験中に不注意で死にかけたことがあります。 DNAゲルを電子レンジで融解しているときにビンを爆発させ電子レンジの扉が5mくらい飛んだのです。 ものすごい音ががしたようで別の部屋にいた人達が飛んできました。扉から中をのぞいていいたらそのまま頭がドンでしまうくらいの爆発でした。 レンジの真横に立っていて怪我を免れました。 今でも思い出すとぞっとすると同時に今やDNAゲルを電子レンジで融解する実験をしなくなったなと寂しくも感じます。

最後に追加した項目-421


最相 葉月さんの「セラピスト」が新潮文庫になったようです。

最相 葉月は文春新書の「いのち 生命科学に言葉はあるか」などの著作もありこれも読んで考えさせられました。これは地味によい本だと思っています。医学部の授業に使ったらよいと思うくらいに。

セラピスト (新潮文庫 さ 53-7)


iMac

8月の中旬から問題となっていたmacも結局iMacがAppleと職場を5往復くらいして何とか落ち着いたようです。

その間,HDD・ロジックボード・電源ユニット・メモリが交換されました。まったく別の中身になったわけです。なぜか一円もぼくが負担する必要がアリア線でした。

一連の件でいろんなことを学びました。 Fusion Driveの再構成などもできるようになってしまいました。

修理が終わったmacには写真のようなクリアファイルに入った報告書が貼り付けられて戻って来ます。

これを6つ持っています。

 

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