当直です。

研究室からの風景ですが、妙にどんよりとした一日でした。一歩も外出していませんが雨は降っていなかったようです。

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今まで緊急手術はなく朝からコンピュータの前で集中できたので午後二時頃には目的の地点まで進み別の仕事にも着手できました。
ここ二週間くらいの懸案が解決の見込みがついたのですがこれを終えて一番大切な仕事にかかりたいと思っています。

本を読む余裕がなかったのですが昨日河原町のbook1stで二冊も買ってしまいました。

一冊目

ビヨンド・エジソン―12人の博士が見つめる未来

最相葉月さんの新作です。

12人の科学者へのインタビューを核にふくらませた本でこの手法自体は最相さんの”おはこ”と言えると思います。

以前に
いのち 生命科学に言葉はあるか (文春新書)
を読んで問題のとらえ方が自然で感心しました。

今回のものも12人の科学者の人選が絶妙なのだと思います。
一言で言うと”しぶい”人選なのです。

目次だけあげてみます

第一章 日本生まれの薬でアフリカ睡眠病に挑む
 寄生虫学者・北潔と医師シュバイツァー伝

第二章 恐竜少女が首長竜の新種と出会う
 古生物学者・佐藤たまきと数学者・藤原正彦の青春記

第三章 世界の乾燥地で植物生産の向上を目指す
 農業気象学者・坪充と反アパルトヘイト運動の闘士ネルソン・マンデラ伝

第四章 地震国日本から世界に発信する
 地震学者・石田瑞穂と国語学者・大槻文彦伝

第五章 南極の「空気の化石」に地球の歴史を見る
 物理学者・深澤倫子と雪博士・中谷宇吉郎の研究生活

第六章 言葉の不思議を探究する
 音声工学者・峯松信明と動物科学者テンプル・グランディンの自閉症報告

第七章 ウイルス感染症のメカニズムに迫る
 ウイルス学者・甲斐知恵子と物理学者マリー・キュリー伝

第八章 「空飛ぶ化学工場」黄砂を日本と中国で観測する
 物理学者・岩坂泰信と探検家・大谷光瑞伝

第九章 人間とコンピュータの対話をデザインする
 情報科学者・中小路久美代と作曲家モーツァルト伝

第一〇章 顕微鏡を覗いて生命の本質を探究する
 生物物理学者・徳永万喜洋と発明家トーマス・エジソン伝

第一一章 地球から宇宙船を操縦する
 宇宙科学者・矢野創と宇宙飛行士エリスン・オニヅカ伝

第一二章 アルツハイマー病の解明に挑む
 脳神経科学者・星美奈子と霊長類学者ジェーン・グドール伝

ビヨンド・エジソン―12人の博士が見つめる未来

もう一冊は

医療崩壊の真実 (アスキー新書)

立ち読みで大方内容はつかんだのですが結局買いました。

第1章  なぜ年収3000万でも医者は去るのか?

第2章 “聖職”ではやっていけない——医者という孤独な職業

第3章 “儲からない”のが当たり前?——病院という不自由なビジネス

第4章 医療は”当然のサービス“?——患者も行政も意識を変える時期

終章  “良い医療”をどう実現するか

多分大方の医者の意見を代弁している内容です。
世の中の医療を受ける人が一人でもおおくこの本を読んでくれると良いと思います

第3章に”手術室の稼働率が病院の利益を決める”という項目があります。というわけで麻酔科医ももっと大切にして下さい。

ある原稿の作業をしていて以下の総説を読みました。
ぼくが書こうと思っていたことが書かれいてびっくりしました。引用して一部羽来ることにしました。

Oxygen sensors in context

Biochimica et Biophysica Acta 1777 (2008) 1–14
10.1016/j.bbabio.2007.10.010

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