10冊の推薦図書

On 2014/2/24 月曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

学生さんの実習もレポート提出までこぎ着けて一応の区切りがつきました。

お疲れ様でした。


「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」というテレビ番組(NKH Eテレ)を土曜日の夜偶然に観ました。

評論家の古市憲寿さん(1985年生まれ)とNHKの青井実アナウンサー(1985年生まれ)の司会の座談会形式の番組です。

今回は「今 読者はどこに? 2014編集者の挑戦」ということで出版界で活躍中の4人の「編集者」がゲストとして登場していろいろと語るという趣向でした。

皆さん1980年前半生まれでぼくからしたら一廻り以上離れている人たちです。

キャッチコピーも「1970年以降生まれ以外「立ち入り禁止」の新鮮なスタジオで、新世代がジレンマを解く!」とあってぼくなんて観てもいいのかという雰囲気な番組です。

皆さんすごい。こういう業界でもどこでも30歳そこそこですでにノーベル賞候補じゃなくて業界では知る人ぞ知るという存在の人たちはいるのですね。

ぼっとして聞いていましたが録画もしたので後で観直してみよと思いました。

偶然観たと書きましたが「94歳の荒凡夫(あらぼんぷ)?〜俳人・金子兜太の気骨〜」の続きで観たのです。 こっちもすごかった。「兜太」って本名なんだそうです。


二月も終わりもうすぐ四月です。

四月から研究生活に入るみなさんが読んだらよいと思う10冊を推薦します。

この10冊は、本棚の直ぐにアクセスできる場所においてあり年に一回は何らかの形で眼をとおすぼくにとっての座右の書です。

新書を優先的に選びました。値段が安いし通読するのが容易だと思うからです。

今年高校を卒業して医学部で学び始める人にはすこし難しいかも知れません。けれど最初の三冊は熟読してもらいたいと思います。

 

イシューからはじめよ

安宅和人さんの2010年出版の本です。

四の五と言わず黙って読んでください。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 

日本語作文術

「文」から「段落」そして段落の組み立てである「論証」へと丁寧に解説してあります。

日本語作文術 (中公新書)

 

 

発表の技法

諏訪邦夫先生の1995年出版のブルーバックス。

人前で話すのは得意ではありませんが学校の教員ですのでいろんな機会にいろんな聴衆に向けて話すことがあります。

基本的にこの本の教えを踏襲しています。

発表の技法―計画の立て方からパソコン利用法まで (ブルーバックス)

 

 

暇と退屈の倫理学

國分功一郎さんの2011年出版の本です。

以前に紹介したことがあります。 (参照)

暇と退屈の倫理学

 

 

科学者という仕事

認知脳科学者の堺邦嘉さんの2006年出版の新書です。

研究というものを考えるのに役立つ一冊です。

科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか (中公新書 (1843))

 

 

医学と仮説

最近いろいろと大変な岡山大学の津田俊秀さん一連の著作の中で一番中立でためになると思っている一冊です。

医学と仮説――原因と結果の科学を考える (岩波科学ライブラリー)

 

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義

it worksという感じの一冊。これも新書です。

参照

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

 

 

 

科学的方法とは何か

1986年出版の中公新書です。

いまだ全く色あせていません。

(参照)

科学的方法とは何か (中公新書)

 

 

小林秀雄全作品〈26〉信ずることと知ること

リケジョでもそうでない人も是非一度は読んでください。

参照

小林秀雄全作品〈26〉信ずることと知ること

 

 

医科学者のための知的活動の技法

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某ノーベル賞級発見、遂に週刊誌ネタになりました。

以前実験結果の再現性についてぼくの考えを書いたエントリーがありました。(参照

今でも考えは変わっていません。

自分の研究室で質的な再現が取れるなら堂々としてるしかないと思っています。

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