梅ヶ枝餅など

On 2014/4/8 火曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

事情があって週末に下関ー太宰府方面に出かけてきました。 梅ヶ枝餅ってすごい数の店が出ていたのですがどうちがうのでしょうか? とにかく参道を歩きながら4軒ぶん試してみましたけど花粉症で違いがわかりませんでした。

 

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雑誌Scienceの先週号の特集(NEWS FOCUS)は Chasing the Money”でした。

Money. It is what fuels research, and these days, it’s almost all biomedical scientists in the United States can talk about.

米国のNIHの予算が削減され研究者は財政的に困難な状況に陥っているという背景でいくつかの職種でさまざまに研究に携わる人たちのケーススタディの体裁をとって現代米国の研究と金を浮き彫りにするという企画です。

おもしろいです。


御大がtweetしていました

 

いやー趣味が悪いといわれようがこれは楽しみですよ。

どこまでしゃべるのかどきどきします。 ニコ生じゃなく従来的なテレビが生放送するかもしれません。 新聞記者が会見に出るのでなく生物学者が「がちな質問」を浴びせかけるという趣向はどうでしょうか-しかしどうも一方的な主張を述べられてさっといなくなる予感がしますー。

分子生物学会の理事長もブログやtwitterでああだこうだというのでなく自ら乗り込み疑問点をぶつけてはいかがでしょうか。リケジョ対決ですよ。

白熱すると思います、しないかやっぱり。

 

しかし実際、教育といっても「画像の切り貼りするな」とか理研のPIにどうやって教えるというのでしょう。そんなの無理です。

殺すな,盗むなと同じくらい当たり前なことは教えられませんよ。

 

その中でちょっとびっくりしたのは提出されたノートが三年間で二冊だったという報道です。ちょっとそれは無いだろうという気はしました。 今後の法廷闘争に備えて隠しているのでしょうか。ホント解らないことだらけです。

 

 

藤沢数希さんのブログエントリーは良くまとまっていると思います。ぼくもほぼ同じ考えです。というかもう本当に徹頭徹尾同じとも言えます。科学は「性善説」でやっていくべきだというところまで。

STAP細胞があったか-理研はすでにここの検証を放棄しました-といわれると無かったと思っていますがだからといって”STAP”細胞的なものはあり得る-理研はここに賭けると-と今でもぼくは思っています。とにかくiPS細胞があるこの世の中STAP細胞があってもいいのではないかということです。アイデアとして不自然なことはありません。

はじめの報道を聞いた人の中には「ああやっぱり」と思った人は少なからずいたはずです。なので何人かの「大人が」ころっといったのっではないかと。

 

 

 

この眼で見た-少なくとも見たと思っている-人は、その体験を元に行動するから最後まで行くのでしょうね。頑張ってください。

こうなってくると多くの若い人たちの関心は「居直ればなんでもありかどうか」じゃないでしょうか。 辞書的な「悪意」がなければなんでもOKってちょっと考えたらすごいです。 ぼくら医者は場合に寄っては「業務上過失致死」とかに問われるのですよ。 人を殺そうとして医療を行う人はいません。結果として救命できない死んでしまうことはあります。でも人が死んだら刑法犯罪として扱われる場合があるのです。そう考えると研究って気楽ですよね。「悪意」が無ければそれでOK、批判はイジメであってイジめている側に問題があるというのですから。

 

しかし彼女の学位が取り消されたり、理研から懲戒解雇されるかどうかはぼくは微妙だと思っています。

全てのケースでの前例になるからです。

東京大学の加藤先生の研究室のケースでも捏造認定された論文の第一著者でアカデミアに残っている人も居ります。まずここら辺に影響が直ぐに及ぶでしょう。

また学位特に早稲田大学のものを適当に取得した人たちにも同じような処分となると思います。すでに就職して社会生活を営んでいる人たちの学位が突如剥奪されるのです。

自業自得とはいえたぶんその人達はその時々の慣習に従っていたのだと思いますから大学院の教員の責任は大きいです。

 

小説の台詞に

「一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。俺は今とても個人的な話をしてるんだ」

というのがあります。ここ30年くらいこの台詞はずっとぼくの頭の中にあります。

科学がどうあるべきかとかにはいろんな考え方もあるだろうとは思いますがそれを実行するのは結局は個々人です。

とにかく今回のことでいろいろと面倒になったら困るなとは思います。

もう止めるかな。

 

 

 

再現性というのはほんと難しいです。

ぼくが保証できるのはぼくの研究室では誰がやっても定性的には同じ結果になるというところまでです。

他人ができなくともそれには責任は負えませんし他人の結果も再現できない場合があると認識しています。

だって細胞を低酸素にしたのちにつぶしてWestern blotするだけの実験結果でも再現できないときがあるんだぜ。

どうしようもないよ。

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研究室に大学院生が来ました。 頑張ってください。

 

またイケてる研究者の文部大臣表彰があって慶応の田久保さんが見事受賞されたということです。 おめでとうございました。

 

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