「幸福な監視国家・中国」を読みました

On 2020/3/31 火曜日, in book, by bodyhacker

「幸福な監視国家・中国」 (NHK出版新書)を読みました。

習近平体制下で、政府・大企業が全人民の個人情報・行動記録を手中に収め、AI・アルゴリズムによって統治する「究極の独裁国家」への道をひた走っているかに見える中国。新疆ウイグル問題から香港デモまで、果たしていま、何が起きているのか!?気鋭の経済学者とジャーナリストが多角的に掘り下げる!

 

内容としては梶谷懐氏、高口康太氏へのインタビュー記事

中国人が監視国家でも「幸福」を感じられるワケ

これをお読みいただけばよいです。

 

今朝、日本経済新聞に思想家ハラリ氏の以下の様な寄稿が掲載されていました

全体主義的監視か 市民の権利か コロナ後の世界へ警告

今回の危機で、私たちは特に重要な2つの選択に直面している。1つは「全体主義的な監視」と「市民の権限強化」のどちらを選ぶのか。もう1つは「国家主義的な孤立」と「世界の結束」のいずれを選ぶのか、だ。

日本でも都市封鎖を唱える声がありますが、政権指導者はそれを回避したいと考えているように見えます。

興味深いねじれ現象です。

コロナ禍後の世界は前の世界とどれだけ違ったものになるのか結局何も変わらないのか。


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macで使っている主なアプリ 2020年3月

On 2020/3/23 月曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

昨日の朝から日当直をしていましたが12時間以上も麻酔をしてヘトヘトですがこのまま仕事しています。

世の中、コロナウイルス感染とは別の疾患、事故で亡くなる人の数が遥かに多いのだと言うことを再認識しました。


アプリ

以前「論文を書く-ぼくの方法 大学院生との議論のメモ」というエントリーを書いたのですがずいぶん昔の事でこの前どんなアプリを使って作業を進めるのか学生に説明しようとして見直すと当時と結構異なっていたのでバージョンアップをしようと。

使っているのはMacでごく一部を除いて最新のmacOSです。今現在version 10.15.3 (macOS Catalina)です。

キーボード:REALFORCE R2 「PFU Limited Edition」 を使っています



日本語変換システム: ATOK を継続して使っています。 普通の文章を書くときは純正の日本語変換でもまったく問題はないのですがprofessionalな文章だとやっぱり鍛えてあるATOKということで。

Tweetbot : twitterのクライアント

Alfred : launcher

PopClip:コピペ支援アプリです。

Karabiner-Elements:キーボードのキーアサインを便利に変更するためのものです。USキーボードを使う人には便利というかこれなしでは困ります。

Prism :統計ソフト 素人だし。バージョンはどうでもほとんど影響はありません。でも統計というよりきれいなグラフを描くアプリとして用いています。

Mailplane:メーラーです。全てのメールはgmailのアカウントに集めていますのでこれで処理します。OSXについている「メール」は削除していませんが使うことはほとんどありません。DOCKにも入れていません。

アウトラインプロセッサー: workflowry (webサービス)に移行しました。 タスク管理: 「リマインダー」と「Todoist」(課金なし)を組み合わせてます。

OmniGraffe Proffesional 7 : お絵かきツール ベクタ形式のちょっとしたお絵かきに重宝しています。

Adobe Illustrator:論文投稿はこれで仕上げる。

Google Chrome/Vivaldi: ブラウザーはこれら。

メモ」と「テキストエディット」: エディターとして適宜取り替えて使っています。

ワードプロセッサー:

Pages :OSX上で動くワープロです。論文はこれを使って書き進めます。

MS Word:やっぱり入れています。Pagesから.doc形式で出力して投稿サイトからupします。

Scrivener: 一種のエディターだと思いますがアウトラインプロセッサー的にも使えます。最期にまとめて.rtfを含むいろんな形式で出力できます。普通は.rtfとして出力してステップに進みます。執筆の時に中心的な役割を果たしています。

Endnote: 論文作成の文献はこれで管理しています。最近は機能が多すぎます。ぼくとしてはいろんな雑誌の形式を忠実に反映して文献をつけてくれたらそれでいいのですが… 多分他のアプリで代用できると思いますがこれで慣れてしまって今更別のものを使う気にもなれず、という感じです。

Markdown editor: 「Typora」 ブログのエントリーはこれで下書きをしますしeditorの代わりに結構多用しています。

Excel : 表計算 特に特別な使い方をしているわけではありません。論文用にTableを作るときにも使うし。

Focus(課金なし) :タイマーです。モドーロ・テクニック用のツール。

Keynote:プレゼンソフトはこれです。Powerpointも入っていますが他人からのfileを開いたりどうしてもPowerpointでないといけないという頑固な学会・研究会でしか使いません。


webサービス

Google Drive: 使っています。研究室内のfileの受け渡しなどにつかっていましたが今は使用頻度は高くありません。また使い始めると思います。おなじ事はDropboxでもできるとは思いますが気分の問題とgoogle+との関連です。

Grammary: ちょっとしたmailから論文の下書きまで英文を書くときには書かせません。課金しています。

Dropbox: 使っています。全てのmacでfileを共有しています。

Slack: いまや必須 多分皆さんも利用していると思います


macOS 関連

連絡先」 「プレビュー」:pdfだけでなくtiff fileも開けます。.aiも開けるもんね。

辞書」 「リマインダー」 「メモ」: 「リマインダー」は必須でiPhoneとかWatchと当然的に連動しています。

テキストエディット

純正は結構使っています。

Time Machine:バックアップはこれにしてます。Time Capsuleがバックアップ先です。母艦でのみ30分に一回の頻度で行っています。研究室には普段は電源を入れていないhard diskがもう一台あり思い出したようにここにもバックアップをとっています。Time Capsuleとこのhard diskにはチェーンをかけて持ち出しができないようにしてあります。iMacを持って行かれても平気ですがhard diskを持って行かれると困ります。


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昨日と今日朝寒かったです。

六甲を含めた北摂の山々真っ白になっていました。今回の冬こんな事はなかったような気がします。春なのに。

日曜日は神戸市立森林植物園に出かけて、その後は家でゆっくりしてました。

 

コロナウイルスですが集団免疫と言っていますがこれって持続するんでしょうか? 

専門家()でないからわかりませんしそういう問題でもないかもしれませんけど風邪って何度も引きますよね。こういうのって感染症専門医の皆さんちゃんとわかって話しているのかなと思いました。少なくともこんな簡単そうなことにもぼくは明確な答えを持ってはいませんしこれを聞かされた人はどういう根拠でこれを信じるのかがぼくにはわかりません。

だそうで確かにこれは朗報ですね。

今日久々に手術室で師匠にあったのですが

などとおっしゃていました。


青春の言葉たち

前回、沢木耕太郎(以下敬称です)の「インタビュー集」を紹介しました-本人はこれはsession-talkの記録だと書いていましたけど-。

青春の言葉たち」のインタビュー対象は長谷川和彦、武田鉄矢、立松和平、吉永小百合、尾崎豊 、周防正行、先崎学、福本伸行、大沢たかお、上村良介の10人です。

尾崎豊へのインタビュー(「見えない水路」)を取り上げてみます。このインタビューは1991年の2月の「カドカワ」誌に掲載されたものの再録です。尾崎豊が亡くなる一年ほど前ですね。

涙なしには読めない濃い内容となっています。

ちょっと色々と引用するのですがこれくらいは許してくれるとは思っています。

穏やかに始まった感じのインタビュー突如

彼女(注:山崎ハコ)がラジオで話していたのを沢木が聞いた)は語ったりするのが得意じゃない人だと思うんだけど、その時、彼女がこんなことを言っていたんだよね。アルバムを出していくにしたがって次第にボルテージが下がっていくことに自分自身も気づいた気がついていて、ものすごく悩んだだって。だけど1枚目のアルバムっていうのは、自分の人生の20年分が全部詰まってたけど、2枚目は20年分をつぎ込んだ後の1年分しか注ぎ込めなかっただ。から二枚目の方がボルテージが落ちてもそれは仕方がないんじゃないかと、思うようになったって。だけど果たしてそうなんだろうか? 尾崎さんはどう思う?

でいきなり

作るのが(注:4枚目の街路樹を)厳しかったのではないかな、という気がしたんですね

といきなり発言するのです。「街路樹」はその前の一枚目と二枚目と比較して「世界がずっと狭くなって」いるというのです。

やりとりがあって、尾崎氏は結局、

ええ、あの時点でぼくは何かにつまずいているんですよ。それに気づきながら歌っていることに意味がある、と思っていて。

と言わされてしまいます。

  • 十七歳の地図
  • 回帰線
  • 壊れた扉から
  • 街路樹
  • 誕生
  • 放熱への証

尾崎氏のオリジナルアルバムはこの6枚なのですが、つまり3枚目から4枚目のあたりからはある意味の行き詰まりが自覚されていたということになります。

次は、何のために歌うのか問題です

尾崎さんの歌は「僕」がいて「君たち」や「あなたたち」がいる。でも井上さん(注:井上陽水)は「君たち」に向かっては絶対に歌ったことがない人だと思うですよ。

沢木氏はどんどん攻め込んでいって、

そうじゃなくて僕がいったのは、気持ちの根底に、すごく大袈裟にいうとき、聴き手を救済したい、という願望があるでしょ

と言い放ちそれに応えて尾崎が

うーん、救済されたい、という願望からくる逆説的な…

と返すと

それと対になっているだろうけど、どこかにその気持ちがあるよね

とたたみかけて結局

ありますねー

と言わせるのです。

尾崎氏は「君たち」つまり彼の歌を聴く人を「救済」したかったのだということ。

尾崎氏が

そうですね。これは感受性の問題かもしれないけど、人間が生きていこうとする生き様っていうのは、幸せになりたいというところに集約されていると思うんですよ。自分が満たされたい、と言う思いに。それに対して…。

というと

ちょっと待って、そういう思いに対して尾崎さんを手助けしたいわけ?

と沢木氏が介入すると

そうなんです僕が幸せになるには他人も幸せなくてはならないと言う気持ちがあるんですよ。他人が不幸だったら僕は完全な幸せを得られないやろうって他人もそう思っていればお互いに噛み合うんですよ。でも、他人を不幸にしても自分が幸せになろうって考える人間がいないとも限らないし、実際僕はそういう人間にも出会ってきたし。

と尾崎氏が話す。

尾崎豊の曲は、美しいメロディーにストレートな素直な歌詞が歌われます。しかし、このような思想に裏助けられていたとすると結構切なくなります。

医者で医者としての活動だけやっていたら苦労しないのにどうしてわざわざ基礎研究をするのかというのは自分でもいまだに解決がついていない難問なんです。と言ってもここまできて後悔ということはもうないのですけど。

医者としては誰かの命を助けるのに貢献したいという気持ちは持っていますが研究者として誰かの命を助けるのに貢献したい、誰かを幸せにしたいと思ったことはなかったと思います。だからダメなのだという言い方もできるしそれでも何とか科学の進歩に貢献はしたんだという言い方もできるようにはなったなと。

 

沢木氏、このインタビューの後尾崎氏にギターで三曲生演奏してもらったのだそうです。very special one time playですね。

しかし沢木氏は尾崎氏のコンサートには一度も参加したことがなかったのだそうで、それが沢木氏の後悔となった。

またその後悔は、彼の死後発表された写真の一枚に尾崎氏の蔵書の写真があってそこに沢木氏の本の何冊が写り込んでいたのを見たときにさらに強くなったという文章が書かれてました。

 

しかし、何で皆が沢木氏にしゃべらされるのか不思議です。

以前

「あの人にだけには理解してもらいたいとみんなが思っている」阿川さん

というエントリーを書いたことがあります。

冒頭大竹まことさんが「阿川さんにはわかってもらいたんだよ、皆。あの人にだけには理解してもらいたいとみんな思っている」と話していましたがこれそこ名人の到達点なのでしょうね。皆が沢木さんには理解してもらいたいと思っているのかもしれません。


ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、演奏をベルリン・フィル デジタル・コンサートホール – Digital Concert Hallを通じてネットで配信しています。

通常は有料ですがこのコロナ禍でコンサートが中止されている状況で来月まで1ヶ月間全アーカイブを無料で開放しています。

すばらしい演奏が満載です。

首席指揮者ペトレンコ指揮の演奏、前任のラトル指揮の演奏が動画と共に視聴できます。

クルレンツィスのヴェルディのレクイエムも聴きましたが素晴らしかったです。

インタビューも見たのですが英語が聞き取れなかったです。

 Apple TVを通せば自宅のテレビをモニターとして用いることも簡単にできました。


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