インフルエンザが流行中だそうです。
ぼくもインフルエンザだったのでしょうか?そのわりには熱はそんなに出なかったのですが…
とにかく本学は臨時休校となりました。しかし、病院は通常営業で学生も臨床実習はあります。
笹井さんの記者会見がありました。テレビのニュースやビデオも見ていないのでどんなニュアンスで話していたかは解りません。 「何か」あると思っていたのですが特に何も無かったようです。 なんとなくずるい感じもしましたがああいう風に発言するしかないのでしょうね。 というわけでぼくに取ってこの一件はこれで終わりです。
早稲田大学が認定したという博士号の問題が残っているのでしょうかまあどうでもいいですがこっちの方の影響を受ける個人は多いのでは無いでしょか。 これを機会に医学研究科で取得する博士号についての議論が起こるかどうかはがやっぱり起こりませんかね。
科学論文のあり方についていろんな議論が(あくまで局地的に)起こりました。
昨日の@tsuyomiyakawa さんとの対話をまとめさせていただきました。笹井博士会見が提起した論文のオーサーシップの問題 – Togetterまとめ http://t.co/E9GPc2T2Hb
— 榎木英介・病理医・博士(医学) (@enodon) 2014, 4月 16
ギフトオーサーシップの問題は根深いと思います。 今回の #STAPgate のようなケースはおいておくとして医学部や医科大学の臨床講座で日常に行われている「慣習」は他の分野の研究者には理解できないかもしれません。いくら解説されても想像を越えていますよ。講座の主宰者はその講座からでるほとんど全ての学会発表を含む論文の共著者になるのです。 強制もなにもそうするのがごく自然であるかのようにまた誰もこれが問題なのだと思っていないかの如くに、です。
こんな慣習も当然と思われているのでなくなる気配はまったくありません。
最初もっと生々しい実例を大量に書き込んだのですが電車に乗っている間に少しクールになってこれくらいにトーンダウンしました。この9年くらいの鬱憤をどこかに洗いざらいぶちまけたいという気持ちはあるのですけど… また機会があればどこかで書きたいと思います。
@ts_pawn 就職や組織評価のときにも雑誌IFでなく、個々の論文の被引用数も見るようにするだけで、随分、改善するのでは、と思います。実際、これはわりと簡単にできます。
— Tsuyoshi Miyakawa (@tsuyomiyakawa) 2014, 4月 15
少なくとも日本ではこういう評価が行われるということはしばらくはないと思います。 そもそも日本学術振興会が出す科学研究費も審査はそういった観点からほど遠いものです。
古市憲寿さんの「だから日本はズレている」を読みました。
章立ては以下の通りです。
- 「リーダー」なんていらない
- 「クール・ジャパン」を誰も知らない
- 「ポエム」じゃ国は変えられない
- 「テクノロジー」だけで未来は来ない
- 「ソーシャル」に期待しすぎるな
- 「就活カースト」からは逃れられない
- 「新社会人」の悪口を言うな
- 「ノマド」はただの脱サラである
- やっぱり「学歴」は大切だ
- 「若者」に社会は変えられない
- 闘わなくても「革命」は起こせる
- このままでは「2040年の日本」はこうなる
夢みたいな話は無いのだから物事の道理を考えて行動しようと言うほどの意味合いだと思いますが繰り出してくる実例がリアルでついつい説得されてしまいます。 就活などしたことのない先生方にも一読をお薦めします。
「「ノマド」はただの脱サラである」で俎上にあがっている安藤さんってノマド止めて大学の専任講師になったのだそうですね。やっぱり寄らば大樹の陰ですかね。
安藤美冬さんノマド卒業か 多摩大学の常勤講師に – Togetterまとめ http://t.co/NWsmIK3J47
— えふわら(200回目) (@efuwara) 2014, 4月 17
来年のがんとハイポキシア研究会は札幌で行われることが一応決定しました。
いままで箱根の関所は二回超えましたが、今度は津軽海峡を越えます。
さすがに日曜の午後は少し寒気がして昨日も夜には熱発していたのですが解熱剤を使って今日は快調で季節性のインフルエンザの予防注射も受けました。
分子生物学会が”「事業仕分けから日本の未来の科学を考える」全アンケート記録を公開していました。(参照)
このアンケート転載不可だと書いてあるのですが少し意味が不明です。そもそもこのアンケートは何のためのものなのでしょうか。不満のはけ口ということは無いと思うのですが。
今日は締め切りのある病院、大学、学会の仕事をすべてやっつけました。
明日からまたいつものサイクルに戻りたい。
毎日職場で体重チェックをしています。手術着に着替えて靴も脱いで載りますから毎日同じ条件で定点観測ができるわけです。
昨日測定し、今日載ってびっくり。昨日の朝にくらべなんと-2.4kgです。看護師さんに話すとげりでもしているのだというのですがこれは違います。
理由はまったくわかりません。昼にはジャムパン食べたし夜は十両の弁当食べたし。3時間くらいしか寝ませんでしたが寝ないで体重が減るはずもなく考えれるのは動きすぎだと云う事しかありません。
というわけですっかり秋です。
ノルウェイの森の冒頭の章の秋の草原のシーンが好きです。何度も読んだので暗記しているほどです。
BBRCに合田さんの論文が出ていました。
HIF-1α is necessary to support gluconeogenesis during liver regeneration
これはおもしろいです。というか10年前にGLSのlabでぼくらはこのテーマに挑戦して破れました。
こんなのも出ていました。最近はいろいろありますね。
The e-Index, Complementing the h-Index for Excess Citations
元ネタはここのようです。
Citation analysis: Maintenance of h-index and use of e-index
XX-indexとか計算しても実際には何の御利益もありません。
h-indexが30越えたら金くれるのならいいのですが…
けっきょくiMandal-Art購入(参照)これは気に入りました。Writeroomも買ったのですが、週末限定でタダでした。
Scienceの
Optimizing Influenza Vaccine Distribution
読みました。なかなか考えさせられますね。ワクチンもどう使うかは決まったことでないのですね。
先生方からの原稿が集まってきました。10日くらいの間にはすべて投稿したい!!