職場の学生さんと本を読む会を開いています。

一回生の学生さん4人と2週間毎にぼくの研究室でお昼ご飯を食べながら一冊の本を読むという会です。

一冊目は、大阪大学の仲野徹先生の「エピジェネティクス――新しい生命像をえがく 」を取り上げました。

エピジェネティクスについて丁寧に解説してあり通読すると基本的な知識が得られるというのが一番の理由ですが、岩波新書であり値段が手頃であるとかKindle版もあるとかの理由もあるのですがぼくとしては「いま一番ホットな話題を楽しく語」ってあるという側面も重要でした。

つまり教科書的な記述以外に仲野先生の「合いの手」がそこここにあってそれが医学を学ぶ学生に何らかの良い影響を及ぼすのではないかという意図があったのです。

 

本を一緒に読んだり、酒を呑んだりして解ることは、今の医学部の学生とぼくでは拠って立つ基盤がまったく異なっているということです。こういうgapをどうやって埋めるのか埋めなくともよいのかという事を考えさせられますな。

二冊目も同じ面子でやってみようかと考えていますが付き合ってくれるかどうかは解りません。

二冊目は多分、「生きものとは何か」で。

エピジェネティクス――新しい生命像をえがく (岩波新書) 生きものとは何か (ちくまプリマー新書)

 

それとは別に春から医学部の一回生のカリキュラム「リベラルアーツセミナー」に参加します。5人程度のスモールグループの学生さんといわゆるゼミを半年以上かけてやるのです。希望も考慮するけど最終的には強制的に振られるのでぼくのゼミに参加させられる学生さんが数人は出るわけです。

ぼくの担当するゼミは「知的活動の技法 セミナー」-嗤わないでください-です。

教育要項に掲載するシラバスも結構立派なものができています。

さてどうなるのか。


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