「2017年のベスト本」

On 2017/12/30 土曜日, in book, books, Net Watch in Science, 今週の一押し, by bodyhacker

2017年のベスト本

恒例で「2017年のベスト本」をやってみようと思います。(参照1

本は基本的には通勤電車([25分+20分]x2)の中でしか読まないのでそう多くの本を読むわけではありません。最初に言い訳をしておきます。

最近markdown記法の訓練をしていて今回全部markdownで書いてみました。


フィクション

河出書房新社の池澤夏樹=個人編集 日本文学全集はフォローしています。

昨年暮れ(2016年)に出た「平家物語」 訳:古川日出男「枕草子/方丈記/徒然草」訳:酒井 順子/高橋 源一郎/内田 樹 も読んだし、今年の秋に出た 「源氏物語 上」訳:角田 光代 も読みました。

「カストロの尻」は面白かったです。

「名誉と恍惚」は読み応えがありました。結局今年の谷崎潤一郎賞だったのですね。順当だと思います。

こうしてみるとやっぱり大して読んでないなと思うのですが本棚を見渡すと 「森へ行きましょう」 , 「最愛の子ども」, 「BUTTER 」 もありました。 「BUTTER 」は同僚の先生にも貸してあげたほどです。

「土の記」は読めませんでした。

でベスト本は

「光の犬」 です。

前二作に勝るとも劣らない傑作です。ゆっくり読んでいたら1週間くらいかかりました。

光の犬

Amazon Prime会員なので映画を見せてもらえます。

偶然に「ノルウェイの森」を観ました。映画館で見たのですがピンと来なかったのですが見直すとそれなりに楽しめました。期待が大きすぎたのですが別に悪くない映画だったと思えました。

もう一作は「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」です。昼寝した後に観たのですがなんかハマってしまい最後まで観ました。本も読みました。

ガールズ&パンツァー」も観ました。

特別にお金を払わなくて良いと時々面白いものにアタリます。これがいいのでしょうな。

 


ノンフィクション

小説に比較すると比べ物にならないくらい沢山読みました。

「みみずくは黄昏に飛びたつ」

これは面白かった。とにかく川上さんがホステスに徹して村上氏もかなり喋らされたのではないでしょうか。 過去の、河合隼雄氏や小澤征爾さんとの対談(「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」)では「対談」という視点が強かったというかどちらかというと村上氏がインタビュアーの役割を担う対談だたっと思いますが「みみずく」本では違いました。

 

いわゆるハック本は結構読みます。

「新しい分かり方」

「ライフハック大全」も読みました。堀 正岳さんのブログで紹介されてすでにぼくも実践していることも多かったのですがまとめて読めてよかったです。

ライフハックには絶対的なものはなく新しいデバイスやアプリが出ればそれに依存して変化するようなものだとは思います。

「問題解決大全」

「アイデア大全」

「勉強の哲学 来たるべきバカのために」

「中動態の世界 意志と責任の考古学」

ぼくは「勉強」する事が大好きで研究もその延長線上でやっている訳です。大学に入って「勉強すると褒められる」という世界がこの世の中にあると知って以来さらに勉強好きになりました。

以下の二冊も当然読みました。

「メイキング・オブ・勉強の哲学 」

「21世紀の勉強論 」

「問題解決大全」「アイデア大全」 の二冊は実践的でぼくは自分の研究活動に応用しています。もっと広く読まれるべき本だと思っています。大学院の教科書にしたら良いと思うくらいです。 今度職場で勉強会開こうかと計画しています。

“The Undoing Project: A Friendship that Changed the World” を昨年紹介しました。

邦訳が「かくて行動経済学は生まれり」として出版されたようです。

ちなみに“Lab Girl” の邦訳も出ました。

「ラボ・ガール 植物と研究を愛した女性科学者の物語」

New York Timesで紹介されるような本は科学本でもあっという間に邦訳が出るようになりました。三冊かは邦訳も読んでみますが驚くほど原文に忠実な訳である場合がほとんどです。 医学書もまずプロの翻訳者が訳して医学的な誤りなどだけを医者がチェックするような方式の方がうまくいくような気がします。

 

今年はロシア革命から100年目に当たるのだそうです。

「新版 はじまりのレーニン」

「ロシア革命―レーニンからスターリンへ、1917‐1929年 」

「ロシア革命100年の謎」

とか読みました。テレビでも特集がありました。

 

今年はまた宗教改革 500年だそうです。 以前にも書いたことがありました。(参照2)

「マルティン・ルター――ことばに生きた改革者」

「プロテスタンティズム – 宗教改革から現代政治まで」

「宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」」

「キリスト教史」

「アウグスティヌス――「心」の哲学者」

「現代カトリシズムの思想」などは今年 読みました。

「トマス・アクィナス――理性と神秘」は良書です。「第二章」と「第五章」はすごい。

 

「脳の意識 機械の意識 – 脳神経科学の挑戦 」

12月になって読んだ本ですが知識の生理に大変役にたちました。

 

「漫画 君たちはどう生きるか」が漫画版だけで100万部に届きそうだということです。 びっくりです。これはどういう現象なのでしょうか。

でベスト本は

「ゲンロン0 観光客の哲学」

東さんの思想をまとめたもの。以前の著作を読んでいなくともこれを読めばよい。熟読すれば受ける影響はすごく大きいことを保証します。

光の犬 ゲンロン0 観光客の哲学


音楽

Apple Musicを契約しています。

各社似たようなサービスを出していますが特に主義主張もないしiPhone userなのでこれにしています。

 

朝7時に職場に出て30分はmail対応とかします。

その後(48分+12分)x2くらいは集中して論文を書いたりとかのoutputの作業をするのですがそれが限界です。

その後ノイズリダクションのヘッドフォンをして(48分+12分)でもう無理です。

お昼を食べてその後は音楽を聴きながら世の中でいう雑用とかinput作業とか某解析をしたりします。

その時に音楽です。

Apple Musicはクラシック音楽が充実していると思います。

今年の発見はテオドール・クルレンツィスヤニク・ネゼ=セガン(annick Nézet-Séguin)でした。

ほとんどというか全部聴けるのでありがたいです。

ヤニク・ネゼ=セガン(annick Nézet-Séguin)のブルックナーは何十回も聴きました。

こんなのまであるのですよ、びっくりです。

 

乃木坂46欅坂46も全部聴きました。

それぞれ

  • 他の星から
  • 狼に口笛を
  • 光合成希望
  • 太陽ノック
  • ダンケシェーン
  • 渋谷川

  • エキセントリック
  • 沈黙した恋人よ
  • 猫の名前
  • 夕日1/3

をあげておきます。

これもお金を別に払ってまで聴こうとは思わないのしょうがタダだと思うと聴く。当直の時同僚の先生に話すとハマってしまいまた別の先生情報によるとカラオケで歌っているというほど入れ込んでいる先生まで現れてしまったということです。

 

という訳でこれでお終いです。


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