昨日当直でした。危うく当直三回連続完全徹夜を回避して4時間は寝ました。ほんと油断もスキもありませよね。

PLoS Oneから
How Citation Boosts Promote Scientific Paradigm Shifts and Nobel Prizes

PLoS ONE 6(5): e18975. doi:10.1371/journal.pone.0018975

実際のノーベル賞受賞者の論文の引用状況を解析してさまざまな現象(‘boosting effect’ of landmark papers)の存在を明らかにした面白い考察です。

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New York Timesから
The Unwisdom of Elites
一応アメリカの話ですけど面白い論考です。
権力者が切羽詰まって密室で考えつくようなことに碌なものが無いと言うことでしょうか。

ちょっと必要があって「化粧する脳」をざっと読んだのですがすごく面白かったです。ーアマゾンでは1円で売ってます。送料を取られるので250円はかかりますけど梅田に出かけて買うより遙かに安い!ー
脳波を解析するようなモニターを使っても「意識」があるかなんで解らんと思いますよ,ぼくは。

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某論文revisionは99%完成。学会で使うKeynote fileも一つ完成。某共同研究のreviseも終わりそう。

  • 「愚直なる継続」ー毎日同じ事を繰り返しています。ユープケッチャみたいに。
  • 「修業とは矛盾に耐えること」ーとにかく病院は無矛盾に満ちています。
  • 「誇り」ーそんなものとっくに捨てました。

新入生の皆さんはがんばってください。


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まずご案内

第8回がんとハイポキシア研究会は2011年1月29・30日北海道大学学術交流会館で開催されます。

研究会のページで順次アナウンスをさせていただきます。

第二回はつくばで開催され始めて箱根の関を越えました。

ついに、津軽海峡を越えて北海道での開催です。

 

知の旅への誘い

知の旅へーブリコラージュ

ブリコラージュはもともとは「修繕」とか「寄せ集め」とか「細工もの」といった意味であるが、フランスではそのブリコラージュをする職人のことをブリコルールといって、あらかじめ全体の設計図がないのに(あるいは仮にあったとしても)、その計画が変容していったとき、きっと何かの役に立つとおもって集めておいた断片を、その計画の変容のときどきの目的に応じて組みこんでいける職人のことをさしている。

松岡正剛の千夜千冊から引用

一口に研究といってもぼくのレベルの研究者にとってはそれはまさに一種のブリコラージュ(参照)である。

必死で蒐集したデータをブリコラージュを通してまとめ上げ、知が創造を介して芸術にまで昇華するとすれば、ブリコルール (ブリコラージュする人)の面目躍如である。

最後に「ブリコラージュ」と関係が深い「引用」について考えれる。
独創性、つまり他に依存しない独創性が創造の根源をなす原動力として自然科学は推進されているというドグマが存在します。
しかし、研究活動の多くは先人の業績の上に乗っているのでありニュートンでさえ”If I have been able to see further, it was only because I stood on the shoulders of giants”といったと伝えられています。

小林秀雄も「モオツァルト」で

模倣は独創の母である。唯一人のほんとうの母親である。二人を引き離して了ったのは、ほんの近代の趣味に過ぎない。模倣してみないで、どうして模倣出来ぬものに出会えようか。僕は他人の歌を模倣する。他人の歌は僕の肉声の上に乗る他はあるまい。してみれば、僕が他人の歌を上手に模倣すればするほど、僕は僕自身の掛けがえのない歌を模倣するに至る。これは、日常社会のあらゆる日常行為の、何の変哲もない原則である

と語っています。

このように「引用」は「ブリコラージュ」とよく似た仕組みを持っていると言えます。

ぼくらのような研究者に取ってはこころ強い考え方です。

知の旅への誘い (岩波新書 黄版 153)

いよいよiPadがやって来ます。

iPad専用のアプリケーションを幾つかすでに買いました。


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ちょっとやりすぎでは

On 2010/3/17 水曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

これにはびっくり
 REDOX PIONEER: PROFESSOR GREGG L. SEMENZA.

 Antioxid Redox Signal 10 Mar 2010.

Prabhakar博士によりGLS頌
まるでノーベル賞受賞者をたたえているような論文です。

Table 1とTable2にはおどろく

Table1はGLS論文のうち1000回以上引用された論文のlist

Table2は100回以上引用されている論文のlist
ぼくが共著者になっているのは5つあります。5/77X100=6.5%の貢献度だ。


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