今年もよろしく

On 2014/1/14 火曜日, in book, hypoxia reseacrh, Lifehacking, by bodyhacker

2014年はじめのエントリーです。

今年は1/3の日当直で始まりました。手術室は忙しかったのですが気持ち的にはユルく始まりました。しかし、1/4くらいからしなくてはいけないことがどんどんと増えてきてーというか放っておいたことの〆切が迫ってきて-首が回らない状態になりました。

5日前くらいから毎日一回の催促のmailで精神的にせかされてきた仕事が月曜日に朝から研究室に出てやっと終わったところで全然一息つけていませんが精神的には楽になりました。

 

査読も元日に依頼がきてその後も気軽に引き受けていたらすでに4篇で昨日も一つ依頼が来ましたが今日キッパリ断りました。 印刷するといつも50ページもある論文原稿を読んでコメント書くのはどんなに速く進めても3時間は掛かりますよ。

 

という訳で最近有為なことは何もしていないのですがあまりに更新が途絶えると「とうとう壊れてしまったか」と喜ぶ人が出ても困りますので今日は時間を見つけて初エントリーです。

 

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9階の麻酔科の研究スペースからの眺めです 北摂の山並みが見渡せます

 

New Yorkerという週刊誌があって米国にいる時分に購読して読む習慣ができました。 New Yorkのタウン誌的な要素が少しはあるのですが実態は総合雑誌です。科学ネタも取り上げられてその場合医学・生物学ネタが取り上げられる場合が多いです Gawande氏やGroopman氏が常連のライターです。

帰国してから10年近く雑誌を購読していたのですが2年くらい前に購読をやめてしまいました。毎週目を通す時間が無くなったからです。 通勤時間がながくなったということもありまたiPhone, iPadが出てこれらのデバイスでも読むことができるようになっていたので正月から購読を再開しました。iPhone, iPadでは専用ブラウザーを使いMac上ではSafariなどの上でブラウズすることができます。印刷することも可能です。Evernoteに流せば文字として内容を認識してくれます。

iTunes Storeで円決裁で1年5800円です。New Yorkerのサイトからでは一年で$59.99なので今現在であればITSの方が得です。 これで毎週楽しめて過去のアーカイブも全て読むことができるのですごくよいです。表紙が面白いのですが毎号Evernoteにコレクションすることにしました。

今日はNew Yorkerから二つ紹介します。

一つ目は 

THE GENE FACTORY

おもしろかったです。 中国のB.G.I.のお話です。 the world’s largest genetic-research centerだと自称しているようです。 びっくりしたのは日本語のweb siteもあることです。 ちょっとやってみました程度では太刀打ちできなことがよく解ります。

 

二つ目は

LIVES LESS ORDINARY

Groopman氏の新作です。副題はChronically ill children are living longer than ever. How should we care for them?

医療の進歩で従来なら到底生き延びることが困難な先天的な疾患を抱えた子供達が増えてきています。根本的な治療法が存在しない場合、困難を抱えながら生きていくのですがその子たちをケアする仕組みが構築されるできなのですがそれに関わってきたBoston Children’s Hospitalと Dana-Farbaer Cancer Instituteで活動しているPediatric Advanced Care Team (PACT)の活動を紹介して小児の緩和治療(palliative care)-終末医療でなくーを考えるという報告です。

 NEJMにもChronic Critical Illnessというエッセーが出てました。

 

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夕日がキレイです

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大学前のオベリスク 創立記念日には熊祭りが行われます

 


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当直明けで今ひとつ身体が日本の時間になれていない感じもありますが昨日は6時間は寝ました。

Natureに植物の低酸素感知に関する論文が二つ出ています。
Homeostatic response to hypoxia is regulated by the N-end rule pathway in plants

Nature (2011) doi:10.1038/nature10534

Oxygen sensing in plants is mediated by an N-end rule pathway for protein destabilization

Nature (2011) doi:10.1038/nature10536

N-end ruleに従う蛋白質の分解が重要な鍵を握る所など似通ったところがあるというのが不思議です。
ちなみにこれらの論文で云うhypoxiaとはほぼanoxiaの条件です。

Steve Jobs氏の伝記が昨日発売になりました。
原書と邦訳の価格の差が酷いなどなにかと話題です。(参照
確かにひどい商売です。
ぼくはナイーブに翻訳を注文したのですが全然発送されないので怒って注文をキャンセルしてKindle版を買いました。幸いぼくの手に負える英語ですのでこれで最後まで読もうと思います。

翻訳と云えばGroopmanの”Your Medical Mind: How to Decide What Is Right for You“の翻訳,「医者は現場でどう考えるか」)が出版されたようです。
よい本だと思います。
ついでに,最新作Your Medical Mind: How to Decide What Is Right for Youも出たようです。
ぼくはGawande氏よりGroopmanの方が知性的だと思います。

もう一冊
House and Psychology: Humanity Is Overratedは面白いです。あの”House“を心理学的に解剖した本です。テレビ番組を見たことのない人は楽しめないと思いますけど…

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GLSの熱血解説に聞き入る院生達@Welch Library in JHU

二週間ほど遅れてiOS5にupgradeしました。確かに便利になっていると思います。なるべく早く”4S”にしたいと思います。

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1Q84
は今現在まだぼくのKindleには流れてきていません。

1Q84

来週の火曜日に大学院の入学試験があるようです。受からないことには始まりませんので時間まで答案用紙に向かってください。


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