研究医養成コースコンソーシアム合宿

先週の土曜日・日曜日に昨年に続き関西地区の5大学のこれらコースの学生と教員が参加する研究医養成コースコンソーシアム合宿に参加してきました。

今回で6回目でぼくは前前回から参加しています。

研究室に研究医養成コースの学生さんを預かっているので「父兄」としての参加です。

今年も16演題のポスター発表がありました。毎年内容とプレゼンテーションの技術が向上していて某学会のポスター発表を完全に凌駕していました。 ここまでくると大学院生と同等またはそれを上回る研究で脱帽しました。もう博士号を出してもいいのではと言う内容のポスターもいくつもありました。

こうしてみると好きに研究をやってもらえば日本の基礎医学研究の未来はそう暗くないのではないかと思えてきます。

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Albert Lasker賞

2018年のLasker賞の各賞の発表がありました。

Lasker~DeBakey Clinical Medical Research Awardに静脈麻酔薬Propofolの開発の功績でJohn Glen 氏が選ばれました。

Cell誌、JCI誌で早くも解説記事が出ています。

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Br. J. Anaesthから

Propofol inhibits lipopolysaccharide-induced lung epithelial cell injury by reducing hypoxia-inducible factor-1α expression

Br. J. Anaesth. (2011) doi: 10.1093/bja/aer005

動物実験と細胞の実験の報告。

動物の肺胞でほんとにLPSによるHIF-1aの蛋白質発現がpropofolで抑制されるのです。そうなるだろうと解っていてもホントに動物でもそうなると驚きますね。
多分この論文はぼくらの論文のパクリです。

The intravenous anesthetic propofol inhibits hypoxia-inducible factor 1 activity in an oxygen tension-dependent manner.

FEBS Lett 2004;577:434-8.

The intravenous anesthetic propofol inhibits lipopolysaccharide-induced hypoxia-inducible factor 1 activation and suppresses the glucose metabolism in macrophages

JOURNAL OF ANESTHESIA Volume 24, Number 1, 54-60, DOI: 10.1007/s00540-009-0829-1

人にパクられるようになれば研究もたいしたものです。

私はバカだと本気でそう考えていれば,他人から「おまえはバカだ」といわれても,カチンと来ないものだろうか。そんなことはない。

ということが日常生活では起こります。

その理由がドストエフスキーを読むと解るかもね。

Suicide attempt by intravenous injection of gasoline: a case report.

J Emerg Med. 2010 Nov;39(5):618-22. Epub 2009 Feb 13.

揮発性吸入麻酔薬を飲んだらという症例報告も読んだことがありますが,ガソリンを静注とは気合いが違いますね。


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