久々に何もない日曜日で8時まで寝ていました。決まった時間には起きなくてはいけないということが決まっているとその一時間前くらいには目が覚めてしまうのでこういう日曜日は8時くらいまで眠っていられるのです。貴重です。

某申請も無事終わり,今日大学の担当者のチェックを経た原稿が戻って来たところです。 前の職場の担当者とは見解の異なる部分があり訂正を命じられています。ぼくの申請書は今まで申請書として機能していた-つまり採択されてたーのですが今回は大学当局の見解に従って申請書を訂正しようと思います。

眼の前の「〆切」が遠のいたので今週はすこし頭を使う仕事の準備をしようと思っています。


先々週の金曜日の朝から土曜日の夕方まで大阪の南港の某ホテルで職場の大学主催の臨床研修指導医養成講習会が開かれたので参加してきました。 附属3病院の医者30人強が参加しました。

厚生労働省の決めた指針に事細かく従った講習会でした。 プログラムの形式までそっくりなのはご愛敬ですね。原則として2泊3日以上で開かれないといけないのですが今回は 「指導医講習会の開催期間が1泊2日である場合においても、実質的な講習時間の合計は、16時間以上であること」,という但し書きに則って 今回は一泊二日で行われました。

詰め込んでいるので余り休ませてくれません。 ワークショップが多くすごく頭を使います。 一日目の終了後部屋に戻ってベッドの上で横になっていたらそのまま寝ていました。

各ワークショップ毎に出席が取られ参加者の顔写真なども最終的には厚労省に送ってやっと今回の講習会が「認定講習会」と認められるようです。

「研修計画」を自分たちで作るというワークショップがメインです。なかなか大変な作業を経て作られるものだということはわかりました。

この講習会時間が取られるので皆さんには不評なのですが一度は経験しても良いものだとは思いました。指導することを意識することを皆が十分意識できて目標は達成できたのだと思います。

日頃手術室にこもっているので外科系の先生方とは話す機会はあっても内科系の先生方とは話す機会はありません。外科系の先生方とも普通の会話をしたことは無かったので今回の合宿は皆と話せたという事で良い経験でした。

もう一度やれと云われたらちょっと困りますけど…とにかく厚労省の認定指導医になりました。というかなんで今まで参加しなくても良かったのかよく解っていません。

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内閣府が二年に一回行っている内閣府が「臓器移植に関する世論調査」の結果が19日に発表されてそれについての各新聞社の報道がありました。 (参照:朝日新聞, 毎日新聞読売新聞日本経済新聞)

各社報道の焦点は、「家族が脳死判定され、臓器提供の本人の意思が不明な場合、家族として提供を「承諾しない」と答えた人が49.5%に上った。「承諾する」は38.6%。」という点でした。

結果をこう報道すればよいと思うのですが、「承諾する」が38.6%という点に力点を置くと朝日新聞のように「家族の臓器提供 意思表示なくても、4割「承諾する」」という報道となるし、「承諾しない」と答えた人が49.5%」という点に力点を置けば例えば読売新聞のように「臓器提供、本人意思不明なら「承諾せず」49%」という見出しになります。

読売新聞は「調査では、本人が意思表示していなくても臓器提供を「承諾する」か「たぶん承諾する」と答えた人は計38・6%にとどまり、「承諾しない」か「たぶん承諾しない」と答えた人が計49・5%だった。」こうとも報道していて少し詳しい報道となっています。

こんな単純な事でも新聞各社で報道が異なるのですね。 また内閣府の調査結果のurlを示してある新聞は調べた限りはなかった(というか内閣府でも調べてもぼくは5分くらいの間には発見できませんでした)。 こういう点が消化不良として残りますね。

またこのニュースを朝日新聞は記事として全文を特別な購読件の購入者以外には読ませないというやり方で報道していました。他社との大きな差です。趣味の記事では無いのだから全文を誰にでも購読可能にすべきだとぼくは思いました。

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ここ数日また本を読む暇ができました。 柳田邦夫さんの「犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 」を見つけて読み返してみました。1995年に出版された折りに読みました。ぼくは当時は大学病院の医師で集中治療診療部で主に勤務していました。この本を読んで以来「脳死」患者さんへの見方が大きな影響を受けたことを覚えています。

今回読み直してこのサクリファイスを読んだ読者からの手紙などを含めた世間の反応を柳田さんがまとめた「『犠牲(サクリファイス)』への手紙 」も読んでみました。改めてこいうissueが単純ではないと思い知りました。

二冊とも文庫本が出ていますが、単行本もamazonの古本では1円となっています。送料250円で読めるわけです。

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昨日職場から夕方帰宅の途中、地下鉄の改札を出たときに呼び止められました。音楽を聴いていたのでびっくりしましたが、研修を同じ病院で3年くらい一緒にした「みやちゃん」でしたー但し奥さんには「よっちゃん」と呼ばれています。mailのやりとりはしているのですがあって話したのは10ヶ月振りくらいでしたし職場を変わってからは直接話した事は無かったのですごく楽しくて30分ほど立ち話をしました。

その後、「ほぼ日」手帳のrefillを買いに茶屋町のロフトによってついでにMARUZEN&ジュンク堂書店にも寄ってしまいました。 書店で本を直接立ち読みするとついつい買ってしまいます。

社会の抜け道

“怒る”哲学者・國分功一郎さんと”煽る”社会学者・古市憲寿さんの対談を再構成したものです。

これは面白かったです。立ち読みしなければこの本を読むことは無かったと思います。

古市さんが「走れ」ないという話の流れで國分さんの娘さんが「ジョギング」できない。いつも徒競走みたいに走ってしまうという話になっていくのですが実はぼくも「ジョギング」が苦手です。走るとついつい速く走ってしまおうしまおうとするのです。しかし体力というか心肺機能の衰えで思うように走れないのです。昔陸上部だったおかげでどうしても競争して勝つような走り方をしてしまうのです。 「自分探し」の問題と「自分の心身の持っている法則探し」の話もこれは示唆的でした。そんな感じで「抜け道」を作っていくことの重要性が貫かれています。 この半年で一番の収穫と言っておきます。

 

もう一冊は「サルトル、世界をつかむ言葉」です。サルトルの著作から彼の思想を象徴する言葉を引用して解説したものです。 以前にも書いたことがありますがぼくはサルトルの「実存主義とは何か」を読まなかったとすればまったく今と違う人生を歩んでいたと思うほどサルトルに影響を受けました。(参照1,参照2) これもお薦めです。

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MARUZEN&ジュンク堂書店の医学書コーナーは理系本のコーナーの一角にあります。結構の大人数の人がいるのですがうちの学生がいるのではと思うとすこし緊張してしまいます。どうしてもこそこそしてしまいます。

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