「一週間以内の〆切がない」という状態にたどり着きました。
某研修医くんに最近ブログの更新がないと云われたこともあり何とかネタを絞り出してみます。
Kindleを使っています。今使っている端末は旧式のPaperwhiteで二台目です。その他にiPad,iPhoneにはKindle app.がインストールしてあって,最近ではiPadで読むことが多くなっていました。
一昨日気づいたことがあります。
購読権を購入した何冊かの本がiPad上で読めないというよりiPadに書籍情報を配信してもらうことができないのです。
Kindle app.の「クラウド」ボタンを押すと本の表紙が見えるのですがタップしても「タップして再試行」と言う表示が出るだけで「端末」には書籍情報を取り込むことができないつまり「読めない」という状況には変化がありません。 ちなみにiPad,iPhoneの「クラウド」には購入した全ての「本の表紙」は見えています。
その他,症状には
- 「読めない」本と「読める」本がある。
- 購入の時期に特定の傾向はない。-二週間くらい前までは読めていた本が読めなくなっていたりしていますしすごく以前に購入した本が読めないなんてこともあります-
- amazon.co.jpから購入した本に読めるものと読めないものがあるがamazon.comから購入していた本は全て読める。
などの特徴があります。
Macからamazon.co.jpのぼくのアカウントに入ってMy Kindleから確認すると本はきちんとリストアップされています。つまり購読権が消滅したわけではありません。そもそもKindle PaperWhiteでは任意の書籍を読むことができます。-全てを試したわけではないのですがiPadで読めない何冊かであっても読むことはできます-
このMac上のリストにあるボタンからiPadやiPhoneに「配信」しても「タップして再試行」とでるだけで問題の解決には至りません。
ネットで調べてもぼくと同じ症状(配信ができる本とできない本があるという症状)を探し当てることはできませんでしたがその他の対処法はあったので取りあえず片っ端から試してみました。
Kindle app.を削除してインストールし直しても問題は解決できませでした。 My Kindleから端末を「削除」してiPad, iPhoneで再認証しても解決できません。-認証が終わるとMy Kindle上に端末が直ぐに表示されるようになるので認証はできているようです-
というわけで万策尽きたのでamazonに連絡を取ることにしてみました。
0120ではじまる電話番号に電話をかけるとあっさりオペーレーターにつながりました。
上記の症状を説明するとしばらく待たされました。
結局ぼくがすでに行った「解決法」を提示されただけで問題の解決には至りませんでした。
「読めない」本と「読める」本があるというクレームはクレームのデータベースになく解決法が提示できないということでした。
これ以上このオペーレーターに食い下がっても埒が明かないと思ってそこで電話を切りました。
この間のこの現象に関係ありそうな事は
- iOSを7.0.3にupgradeした。
- amazon.comのアカウントとamazon.co.jpのアカウントを統合した。
の二つです。両方とも元に戻すことはすでにできません。
Kindle PaperWhiteで読めるので特に困ってはいないのですが何か悔しい感じはします。
amazonとしてはKindle端末での購読は保証しているがiPadでの購読はamazonとしてはオプションとして提供しているという立場なのでしょうか。オペレーターの人も今ひとつ気合いがなかったような気がします。
【追記】 試してみたら昨日は読みこめなかった本が読み込めるようになっていました。 しかしまだ読み込めない本が存在します。 ますます解りません。気長に待ちます。
ひとりで苦しまないための「痛みの哲学」
を読みました。
熊谷晋一郎 さんの対談集です。
日頃RTCだとかevidenceだとか云っている人は読んだ方がいいと思います。
日本経済新聞の「私の履歴書」10月はノーベル賞のシーズンと言うことで科学者から人選されることが多いように思えます。今年は利根川進さんです。
19日目の「研究成果を発表 会場から拍手やまず 国際的な研究者の仲間入り」 ではコールド・スプリング・ハーバーでのシンポジウムの様子が出てきます。
私が実験データを示していくと、会場が異様に静まり返っていくように感じました。聴衆が一言一句も漏らさずに聞こうとしているのがひしひしと伝わってきた。結局、1時間ほど時間を使って思う存分成果を発表。
次々と起こる質問に答え、質疑を終えるとすごい拍手がわき起こりました。こんなに気持ちのよい体験は初めてでした。
舞台がコールド・スプリング・ハーバーでなくともこれに同質な体験があるとこれは「研究をしていてよかった」と思う瞬間です。
シンポジウムでのトークでなくともポスターの前に行列ができるとかそんなこともあります。
B787にのりました