2011年のベスト〜本(フィクション)〜

On 2011/12/27 火曜日, in book, books, by bodyhacker

ノンフィクションに続いて今日はフィクション部門です。

じつは小説は新作については”読んだ”と言えるほど読んでいません。

書店に行くとミステリー関係の新作があふれていていますがほとんど文庫本になった時か図書館で借りることができたとき読むことにしてます。

その他は家に置いてある本をひたすら読み返しています。

芥川龍之介も夏目漱石も青空文庫に代表作はほぼ収録されていますからiPadで簡単に読むことができます。
例えば「蜘蛛の糸」とか何度読んでも背筋の凍るような小説ですよね。

来年の大河ドラマに備えて「双調平家物語」も読み返しました。
文庫本も出始めましたが古本を買う方が圧倒的に安いです。1円ですからーつまりAmazonなら送料をいれて251円ー。

楡家の人びと
も読み返しました。
新潮社のこの文庫本の「解説」は北杜夫の盟友であった辻邦生が担当しています。この解説は柄谷行人の夏目漱石の文庫本の解説とならぶすべての文庫本の解説のうちもっとも優れたものの一つだと思います。

それでも何人かの作家の新作は買って読んだりはします。

そのなかでピンチョンの
逆光」は堪能しました。
いつも思いますがピンチョンの小説がきちんと邦訳されて出版される日本はすごい国だと思います。

というわけで新作ノンフィクションのbestは
雪の練習生
とします。
この人天才ですよ。

旧作もいれて今年読んだ小説のbestは小川洋子さんの
猫を抱いて象と泳ぐ
です。これは以前にも紹介しました(参照)。
たった620円の本で人生が変わるかもしれないのですからすごいモノです。

”モーニング”連載中の
空白を満たしなさい」も毎号立ち読みをしてまでfollowしています。

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逆光〈上〉 (トマス・ピンチョン全小説)

雪の練習生

年末までに「ハイポキシア生物学の2011年を振り返って」 (参考:2010年版
をやろうと思います。

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