明日は十五夜ですがどうも雨になりそうです。あくまでも満月は木曜日ですが。
というわけで、かぐや姫の本を読みました。
かぐや姫と王権神話 ~『竹取物語』・天皇・火山神話
かなり楽しめました。

中国の神仙思想によれば兎は月で餅ではなく不老長寿の薬を搗いているのだそうです。

本屋で文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)を買ってしまいました。著者は梅田 卓夫さんなのですが、これを梅棹忠夫さんと間違えてしまったのです。
読んでみるとこれが結構役に立ちそうです。
まず「良い文章」とは何かが簡単に定義されます。
1. 自分にしか書けないことを
2.誰にもわかるように書く

ということが実現されているのが「良い文章」ということになります。

それでは、例えば

誰でも書くようなことを、だれにもわかるように書いた文章は「駄文」

自分にしか書けないことを、自分だけに分かるように書いた文章は「悪文」

誰でも書くようなことを、自分にだけわかるように書いた文章は「誤文」

となるようです。

科学論文にも同じようなことが言えます。

せめて「悪文」的な論文を発表したいものです。

論文の評価がはじめにされるのがいわゆる査読です。
あんたホントは解っていないだろうとしか言いようのないreviewってありますよね。英文雑誌なのに日本語で言いたい放題の人もいてほんとびっくりします。同じことを英語で書いてみろと言いたいですよ。そもそも英文雑誌に日本語のコメントを許しているのがおかしいとぼくは思います。
自分が reviewした論文も相方のreviewerのコメントはかなり丁寧に読みます。このヒト解っていないなとか深いなとかこんな細かいことまでよく気がついたなとかいろんなことに気づいて勉強になりますね。まあ勉強になっても一文の特にもならんのですが査読というものは。

小説家の平野啓一郎さんのtweet

その意味では、駄作と目されている作品のポテンシャルを救済する批評の方が、誰もが傑作と同意する作品のポテンシャルを指摘する批評よりも、手柄が大きいように見える。が、批評家自身が能弁であれば、作品のポテンシャルを何倍にも膨らませて見せてしまうこともある。

というのがあってこれは査読の折には心がけたいなと思いました。

IMG_0827

聞いたこともない雑誌でのGLSによる総説です。

Oxygen homeostasis

Wiley Interdiscip Rev Syst Biol Med 1 May 2010 2(3): p. 336.

これはいい総説だと思います。今年最高の総説と断言してしまいます。イラスト・スキームがださいのが唯一の欠点です。

Evidence for the slow reaction of hypoxia-inducible factor prolyl hydroxylase 2 with oxygen.

FEBS J 1 Oct 2010 277(19): p. 4089.

いつもながら脱帽。

Lactic Acidosis Triggers Starvation Response with Paradoxical Induction of TXNIP through MondoA.

PLoS Genet. 2010 Sep 2;6(9). pii: e1001093.

まだ自分の中で消化しきれていない。

かぐや姫と王権神話 ~『竹取物語』・天皇・火山神話 (歴史新書y)

文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

最後に
これって当たるんかいな?

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