今回のhypoxiaのKeystome symposiumについて書いてみたいと思います。
今回の大きなポイントは
”代謝”
だったと思います。
最終日のmetabolismのセッションのTak Makのトークで代謝とガンとの接点が意識的に取り上げられましたがここに今回のsymposiumのポイントの一つがありました。
もう一つ印象深かったのは3日目午前の”Cancer”のセッション。前半に Dr.KaelinとDr.Maxwellを含めた3人が腎癌の話をしました。腎癌って他のガンと全く様相のことなる癌だったのだと初めて明確に認識しました。
その後泌尿器科医のN村さんとかなり話し込みさらに納得。ここら辺に関して理解が深まったのは今回の収穫の一つでした。
Keystoneの標高は約2800mです。吸入の酸素分圧は110-120mmHg程度だと思います。この程度に一気に駆け上ると、小走りに走るだけでかなりの息切れを自覚しました。jet lagからなかなか回復しないように感じたのはこの高さ故ではなかったかと思っています。肺胞低酸素は怖いですね。
PNASにTak Makも入ったグループからのDJ-1に関する論文が出ています
DJ-1 protects the nigrostriatal axis from the neurotoxin MPTP by modulation of the AKT pathway
PNAS published online before print January 26, 2010, doi:10.1073/pnas.0914876107
Cellには
The Histone Deacetylase Sirt6 Regulates Glucose Homeostasis via Hif1α
Cell, Volume 140, Issue 2, 280-293, 22 January 2010
PLoS Oneには
Myc Is Required for Activation of the ATM-Dependent Checkpoints in Response to DNA Damage
PLoS ONE 5(1): e8924.(2010)
Appleのタッチパネルぼくは一日勘違いしていました。