Andrewの論文”Science”に

On 2010/7/27 火曜日, in hypoxia reseacrh, Thus Spoke Dr. Hypoxia, by bodyhacker

今日も綺麗な夕焼けでした。

British Journal of Cancerから

18S is an appropriate housekeeping gene for in vitro hypoxia experiments.

Reply: 18S is an appropriate housekeeping gene for in vitro hypoxia experiments
とても重要な話です。
house keeping geneというのは細胞の生存にはかかせないものが多くこういった遺伝子が低酸素状況で発現が変動するのは当たり前と言えばあたりまえだと思うのですがここらへんを理解していないヒトは多いです。

Scienceからは

Reactivation of Hepatic EPO Synthesis in Mice After PHD Loss

Science 2010:Vol. 329. no. 5990, p. 407 DOI: 10.1126/science.1192811

Andrewの論文。”サイエンス”ですよ。ところで何時帰国でしたか?

Risk factors at medical school for subsequent professional misconduct: multicentre retrospective case-control study

BMJ 2010;340:c2040

酷い話です。学生時代の因果が一生ついてわまるのでしょうか。まるで誰かの人生みたいです。

人が病気になるたった2つの原因 低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿!’という本が出版されるようです。

疫学の世界的権威による千年に一度の発見

だそうですが、なんともはや…

一度は捨てたMendeleyですがlinkつきの publication listつくるのに結構便利ではないかと思い直し使い始めました。


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今週がやっと終わりました。

きつかったです今週は。特に今日は朝からてんてこ舞いで午後の某麻酔5連発が終わったことにはヘトヘトになっていました。

今日で今季のポリクリもお終い。学生のみなさんは就職試験などあるようで頑張ってください。

IMG_0237

先週雑誌Scienceに発表された長寿遺伝子の論文が次々厳しい批判を浴びているようです。

俎上に上がっている論文は

Genetic Signatures of Exceptional Longevity in Humans

Science DOI: 10.1126/science.1190532

この論文、華々しく報道されました。

毎日新聞をはじめとした日本の各紙でもNew York Timesでも。

これが一転データが怪しいとの批判にさらされているというのです。

Science関連の記事では著者へのインタビューも出ています。

Authors of Controversial Longevity Study Discuss the Furor – ScienceInsider

NYTでは「Scientists Criticize Study on Genetics of Old Age」というタイトルでこの”事件”を報道しています。

Journal editors know that press coverage can burnish a journal’s reputation. Scientists, in turn, like to have their work cited in the news media because it helps draw attention to their fields and raise money. And science journalists, competing for space with political and sports news, welcome astounding claims without always kicking the tires as hard as necessary. These factors sometimes combine to give substantial publicity to scientific claims that may not fully deserve such attention.

とまで書かれ

また

“I think it is very unlikely indeed that the findings in the Science paper are correct, or even mostly correct,” David B. Goldstein, a geneticist at Duke University, wrote last week in an e-mail message.
“I am pretty surprised that Science carried it,” he added. “And I think this also raises an interesting, more general point, which is how the press ought to handle stuff when there are serious questions about the security of the finding.”

という取材結果まで掲載されています。

Scientific journals cannot guarantee the truth of the reports they publish, but they do try to weed out obvious error by submitting manuscripts to expert reviewers. Dr. Sebastiani said she had performed extra analyses that “were suggested by the anonymous reviewers of the article, who were then satisfied with the results.”

ここらへんまでとなるとじゃあ何が信じられるのかという疑問を抱く人も出てくると思います。

日本でも意味の不明な研究結果が唐突に新聞で報道されたりすることもありますよね。気をつけないと。

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サンデル先生の
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」読み終わりました。
臨床の現場ではこの本で紹介されれている事例とは比べ物にならないくらいエグイ話はごろごろ転がっているわけですし、こんなこといちいち考えていたらこっちが参っちゃうという事情もありますよね。
またこの本読むならまず「「おろかもの」の正義論」読んでくださいと言っておきます。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

「おろかもの」の正義論

某ツイ呑み会開かれるようです。多分梅雨はあけていないと思いますが割引の期限があるので来週。


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