昨日(2018 11/18)に麻酔科登山会の第六回山行を行いました。
参加者はオリジナルメンバー4名です。
オガちゃんの立てた計画で高取山、明日香を巡る山歩きです。
行程は以下の通りでした。
こっちも参照してください。
- 近鉄 大阪阿倍野橋駅 集合 9:00
- 近鉄 壺阪山駅 10:05
- 奈良交通バス 壺阪寺口 10:15
- 高取山 12:00 昼食
- 猿岩分岐 12:30
- 栢森 13:10
- 女綱 (栢森) 13:15
- 男綱 (稲淵) 13:40
- 石舞台 14:00
- 明日香観光会館 15:00
- 橿原神宮駅 15:00
- だんご庄 15:50
- 近鉄八木駅 解散
快晴でしかも空気は澄み切って爽快な1日でした。 バスを駆使して楽チンでもありました。
阿倍野橋に向かう御堂筋線で隣に座っているおじさんに何処の山を登るのだと話しかけられ話に応じたら結局阿倍野橋に着くまでづっとしゃべり続ける羽目に。
リュックはいくらくらいするのかとか服は何処で買うのかなどなど。 なんだったんだろうかな。 競馬新聞は持っていませんでした。
壺阪寺に到着してさて登ろうかというときトイレに行きたくなったのですが寺に入らないとつまり600円払わないとトイレが使えない事がわかり寺を拝観()。
2時間は行動したはずなのですがあっと言う間に城址公園に到着です。
昼食を取って下山です。
猿岩を過ぎて程なく右手に沼を発見。オガちゃんが何を思ったのか沼に向かって歩き始め「アッ」とか叫ぶのでハマったのかと思ったらハマった気がしただけでした。
結構急な坂(400mくらい)を一気に下り栢森 に到着。
ここら一帯を奥明日香と言うのだそうです。 飛鳥川沿に石舞台を目指して歩き始めました。
途中、女綱 ・男綱 を横目に見ながらどんどん進んで石舞台に到着です。
ぐるっと廻ると売店があり、O平とN島さんが17 ice cleam食べる間休憩。
石舞台でも250円
関西歴36年のぼくも初めてで感動()しました。
小林秀雄に「蘇我馬子の墓」と言う作品があります。(文庫本 「モオツァルト・無常という事」に入っています)
小林秀雄は石の上で弁当を食べながら、本作の着想を得たと書いてあるのですが現在は当然それは禁止されています。
作品の一部を引用します。
私は、バスを求めて、田舎道を歩いて行く。大和三山が美しい。それは、どの様な歴史の設計図をもってしても、要約の出来ぬ美しさの様に見える。「萬葉」の歌人等は、あの山の線や色合いや質量に従って、自分達の感覚や思想を調整したであろう。取り止めもない空想の危険を、僅かに抽象的論理によって支えている私達現代人にとって、それは大きな教訓に思われる。
この描写がぴったりするくらいの風景で今回このコースを選んでくれたオガちゃんに感謝ですね。
バスで樫原神宮駅に向かい八木で降りて団子を食べて解散しました。