というわけで映画見てきました。
文庫本になった“容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)” (東野 圭吾)を読んでいました。特に難しいミステリーではなく途中でトリックの大枠はわかってしまいしました。映画でも何度も何度も謎解きのヒントが出てきます。
映画としてはとてもよくできていて楽しめました。時間さえ見つかればぜひご覧ください。
小説の中でも映画でも出てくるエピソードに数学の問題としての四色問題の証明の美しさということが有ります。数学の証明に美しいかどうかということがあることは何となく納得できます。
果たして生物学の論文にも同じようなことがあるのでしょうか。特に美しい論文としてJacobとMonorのオペロンの論文が挙げられることがあります。しかし生物学の論文というのは論理的に厳密な証明が記述されている訳ではないので数学や理論物理学の論文とは同一には論じられません。それでもなおどうかということですがどうなのでしょうか。
例えばこの論文などはぼくには美しい論文と感じられます。
大胆な発想、openな思想に満ちている,と思います。
専門家でないのでこの論文の評価はよくわかりませんけど。