"人間は死ぬまで生きられる"

On 2009/12/28 月曜日, in Thus Spoke Dr. Hypoxia, by bodyhacker

今日は当直でした。

朝出勤すると手術が決まっていて結局13時間くらいかかりさっき研究室に戻りました。
やろうと思っていた作業ができませんでした。仕方ありません。

土曜日は午前中居間の大掃除をして昼食後、駅前まで歩いていきDVDを借りてみたり本を読んだりテレビを見たりで過ごしました。まっとうな生活です。
すっかり年末モードに入ったと思っていたのですが今日の当直ときたら…
土曜日の夜NHKスペシャル”働き盛りのがん”を見ました。こういう視点がこれからの医療には重要になっていくと思います。”神の手”とかそういったキーワードは古ぼけてというか滑稽な感じがします。

それにしてもあの大腸がんの人よくねばりましたね。
しかし、もちろん誰もが cancer survivorになれるわけではありません。ガンの種類によっては生き延びることがほとんど不可能なタイプのがんもあります。ここの折り合いのつけ方が難しいのでしょう。これには知恵というか知性が必要です。
例の番組(立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む)の最後で、悲観的というかある種の諦念を立花隆が披露していました。-この番組はSemenza氏やWeinberg氏の顔を見るためのものではもちろんありません-

調査を進めれば進めるほどガンの撲滅は難しいということがわかってきた、人類がガンを克服することは自分の人生の残り期間には無理だろう、人間は死ぬ力を持っている、人間は死ぬまで生きられる 死ぬまでちゃんと生きることががんを克服することである

というような内容だったと思います。

ここまで考えられる人はそう多くないと思いますがここまで考えていかないと自分の人生を全うできないくなるのでしょう。

今回の予算で診療報酬の改定が行われるようです。総額で0.19%って冗談みたいな話です。

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