Lacker賞関連の紹介論文

On 2016/9/21 水曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

iMacの話

いったん完全復活と思っていたiMacが二週間後再度初めの症状がすごい頻度で出るようになりました。

またもやAppleに回収してもらい今度は、ロジックボードの交換とチェックで問題が発見されたメモリー交換をしてもらい戻って来ました。 原因はメモリーだったとぼくは決めつけているのですが、また二週間ほどすると再度症状がでるのではという恐怖に苛まれつつ現在問題なく作動しています。

この間iMac無しで何とかなっていたのですがやっぱりあの画面で作業すると落ち着くというか本来こうあるべき感がわいてきて捗りますね。

と書いたところで再度奈落へ突き落とされました。顛末は後ほど。


Lacker賞関連の紹介論文

Lacker賞関連の論文をいくつか紹介します。 いわゆる超一流誌に発表された論文で全てfreeで読むことができます

NEJM

The Hypoxia Response Pathways — Hats Off!

M. Celeste Simon, Ph.D.

 

JAMA

Pathways for Oxygen Regulation and Homeostasis

William G. Kaelin Jr; Peter J. Ratcliffe; Gregg L. Semenza

3人の共著!?論文です。

 

JCIには

William Kaelin, Peter Ratcliffe, and Gregg Semenza receive the 2016 Albert Lasker Basic Medical Research Award

Jillian H. Hurst

 

Cellは豪華版です。

Into Thin Air: How We Sense and Respond to Hypoxia.

Thompson CB.

に加えて

Karen氏とRatcllife氏の対談的インタビュー

Semenza氏のessay

 

今回の,受賞理由は1990年代の研究に基づきます。

HIF-1研究の初期から酸素分圧の低下に依存しないHIF-1の活性化の研究が続いていてこのラインの研究ががん研究とマージしたことがHIF-1の学問がblakeした理由だと理解しています。

PHDのcloningの論文が発表されたときもGreggはアレが本当の低酸素のセンサー分子であるかどうかは解らないという感想を述べていました。

PHD(PHD2)の発現はHIF-1により亢進することが知られていてそのような性質の分子を「センサー」とゥ呼ぶのが適切か解らないという意見です。まあ格好はいいわけですが。

それを割り引いてもHIF-1活性化のbona fide hypoxia senserの実体はいまだ藪の中だとぼくは考えています。

 

またぼくはこの論文この論文をすごく評価しています。

 


を読みました。 15曲は

  • 名もなき詩
  • 私以外は私じゃないの
  • 君の名は希望
  • Story
  • 会いたくて会いたくて
  • 誰かの願いが叶う頃
  • 天体観測
  • キラキラ
  • 閃光少女
  • おしゃかしゃま
  • Dearest
  • A new one for all, All for the new one
  • Believe
  • RPG
  • YELL

です。

 

ぼくはAmazon Prime会員なのですがプライム・ビデオ サービスがついています。

最近旧いテレビドラマ「鈴木先生」にはまっています。

終わりに流れる曲は馬場俊英さんがカバーした「僕が僕であるために」。

尾崎豊の曲をまとめて聴くともう哲学する必要もないくらいストレートでしかも美しい。

 

ところで今日

ホント腹が立ちます。

研究にも無数の段階がありますよね。

 

僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない

正しいものは何なのか

それがこの胸に解るまで

ぼくは街にのまれて

心許しながら

この冷たい街の風に歌い続けている

 

明日も頑張ろうっと

 


iPhone7

 

などとつぶやいていたのですがiPhone7にしました。

替えてみると

速い

広い(画面が)

きれい(写真が)

余裕がある(256GB)

 

で大満足状態です。

ちなみにつや消しの黒です。


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カニの仕草 ” “

On 2016/9/1 木曜日, in hypoxia reseacrh, by bodyhacker

iMac

iMacが無事稼働しはじめました。二週間ぶりですね。

一連の騒動で HDDと電源ユニットの交換となりました。(参照1, 参照2)

一ヶ月ほど前のトラブルがまったくなかった時期にとったTime Machine backup file (10.11.5)から「復元」しすぐさま、10.11.6にupgaredeしたのちいくつかのfileを個別に二週間ほど前の最新のものに「復元」してほぼ元通りとなりました。

その間作成したfileなどはdropbox経由で同期しました。

今回の教訓

  • Fusion Driveは一度コケると厄介
  • システム自体がトラブルの原因である可能性があるのでトラブルを含むback upを「復元」する場合は要注意
  • Time Machineでとったback upを「復元」したり「移行アシスタント」を使って移行する場合、Thunderboltで接続されたHDDから行わないとバカみたいに時間がかかる
  • Time Capsule以外にもThunderboltで接続されたHDDにもback upをとっておきべきである
  • Proxy Serverを経由するネット接続ではOS X インターネット復元ができない
  • USBインストールディスクは、それを作ったMacに専用となる
  • Appleの テクニシャンは圧倒的に女性が多い

またAppleは基本的にぼくの見方であるという信念も強くしました。3年半前に買ったiMacなのですが1円も払っていません。

 

 

やっぱり27 inchモニターだと捗ります

 

すべての写真-1957


9月

8月中はまだ8月だという感じでしたが9月になってみるとしないといけないことだらけでいくら時間があっても足りない感じでヒイヒイいいながら作業しています。

もう今月は査読は全部断ろうと思います。

 

科研費の季節がやって来ました。 公募要領をみていたら

科学研究費助成事業は、研究者個人の独創的・先駆的な研究に対する助成 を行うことを目的とした競争的資金制度ですので、研究計画調書の内容は応 募する研究者独自のものでなければなりません。 研究計画調書の作成に当たっては、他人の研究内容の剽窃、盗用は行って はならないことであり、応募する研究者におかれては、研究者倫理を遵守す ることが求められます

と冒頭に太字で書いてあってのけぞりました。 計画調書の全文データベース作ってチェックしたら一発で解るのになと思います。

 

挑戦的研究では、「応募者の研究遂行能力」という項目がありました。しかしこれってあたり前だろうとは思いますが何かハードル上げられた感はあります。

 挑戦的(開拓)では丸々1ページで

応募者の研究遂行能力 本欄には応募者の研究遂行能力を示すため、これまでの研究活動とその成果の具体的な内容について記述してください。本欄は応募者の挑戦的研究遂行能力を多様な視点から確認するためのものであるため、必要に応じて今回の研究構想に直接関係しないものを含めても構いません。

を記載しないといけません。

 

すべての写真-1866

 


House. MD

もう随分前からAmazon Primeの会員だったのですがPrime Videoのサービスを使うことがありませんでした。 日曜日にふっと思いついて調べてみたら結構ありますね。 House M.D.がまるまるリスト入っていてはまってしまいました。

Season 3までは見終わっていたのでSeason 4から始めています。

最後に追加した項目-410

 


カニの仕草

カニの仕草で引用を表現する人

これぼくの留学先のGLS さんがよくやっていて面白がってまねしていたら癖になった経験があります。

 

東大 医学論文、不正疑惑 4研究室対象、本部が予備調査

という記事があってまだこんなことやっている人がいるのかと思ったら俎上に上がっているのは結構以前の論文のもふくまれているようですね。

すべての写真-1896


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iMac問題

iMacですが修理終了で明日手元に届きます。電源系統の交換が必要だとおもっていたのですがあっさりと「修理」が終わったようです。 木曜日の朝にクロネコ便がpick upしに来てくれて金曜日には修理完了で今朝(月曜日)午前中にぼくの手元に戻って夕方にはセットアップを完了するか、な。

と思いきやtime machineで取ったbackupの復元中に電源が落ちるという現象が再現してしまいました。

Appleに連絡を取ると「問題のあるbackupから復元を試みたから問題がbackupからiMacに持ち込まれて」しまったのだということ。

ぼくがすべきだったのは、「復元」ではなく移行アシスタントを用いた「移行」だったのだそうです。

とうわけで振り出しに戻ってしまいました。

朝から快調に論文の作業を進めていたのに…

最後に追加した項目-411


研究医養成コースコンソーシアム発表会

木曜日・金曜日と二日間の日程である合宿に参加しました。

研究医コースを運営している阪神地区の5大学で構成されるコンソーシアムのリトリートです。

参加大学は、奈良県立医科大学大阪医科大学兵庫医科大学神戸大学関西医科大学です。(各大学の研究医コースの概要へは大学名からリンクしてあります)。読むと解りますが兵庫医大の制度はかなり太っ腹ですよ。

学生さんが29人、教員が20人の結構な規模の会となりました。 3大学で発足したコンソーシアムから数えて今回で4回目です。

ぼくの研究室にも学生さんを一人預かっているのですがぼく自身の参加は今回が初めてでした。

参加学生による研究・研究生活の発表をメインに参加教員による「私のこれまでの研究を振り返って」(涙無しには聞けない感じでした)などの講演に、「研究を進めていくのに必要な資質とは」をテーマとしたワークショップが加わって充実した二日間でした。

夕ご飯はBBQのはずが雷雨の予報が出て室内での食事になったのが残念でした。

ぼく部屋に参加している学生もちょっと変わっているのですがそれに輪をかけてたような学生さんも多かったような気もします。

薄汚れていない学生さんと研究について語るのは自分が自分の原点に立ち戻るきっかけを得るためにもよい機会でした。

最後に追加した項目-412


オリンピック、陸上400mリレーの銀メダル

すごいです。

ぼく的にはこのオリンピック最大の出来事だと思っています。 どこかがバトンを落としたとかの結果でなくガチで銀メダル。 よくぞあの4人を揃えたなと。

このNYTの記事では”Japan was the surprise winner of the silver medal“と書かれていました。

技術的な問題はさておきとにかく速く走らなければ無理っていう種目で最後はボルトの真横を走っていたわけで素晴らしいとしかいいようがありません。 東京オリンピックでは9秒台の選手4人揃えて頂点を狙って欲しいです。 このためなら10億円位投入してもいいのではないかと。

雑誌New Yorkerでは今回のオリンピックのいろんな出来事をネタにしたエッセーを掲載し続けています。

です。

その中から一つだけ紹介します。

THE BEAUTY OF SHAUNAE MILLER’S UGLY DIVE IN RIO

女子の400m走のゴールでSHAUNAE MILLERがゴールラインに向かってダイブして一着でゴールしてそのゴール自体はルール違反ではないのだが当然に如く様々な波紋を呼んでいる訳です。

このessayは、この行為が「美しいか」どうかという観点で考察したものです。

New York Timesでも解説されています(参照)。

村上春樹氏に「シドニー!」という本があります。

「村上春樹の極私的オリンピック、シドニーの23日間」、です。

2001年に出版されたのですがぼくはこれをニューヨークの紀伊国屋で買いました。

文春文庫では二分冊になって現在でも買って読むことができます。 「シドニー! (コアラ純情篇) 」「シドニー! (ワラビー熱血篇)

文字びっしりです。

この本、1996年7月28日 アトランタ、2000年6月18日広島ーシドニーの23日間ー 2000年10月20徳島、2000年11月5日 ニューヨーク という構成となっています。

1996年7月28日 アトランタ、2000年11月5日 ニューヨークはマラソンの有森裕子さん(シドニーオリンピックには出なかった)、2000年6月18日広島、2000年10月20徳島は同じくマラソンの犬伏孝之さん(シドニーオリンピックに出場して途中棄権した)についての文章です。 時間がなくともここだけでも読む価値があると思います。

以下は、2000年11月5日 ニューヨークの章の最後の方の文章です。

言うまでもないことだけど、この日常の中で、ぼくらは地べたにへばりついて生きていかなくてはならない。明日、明日、そしてまた明日。僕らは戦い続け、ある場合には途方に暮れる。でも一つだけ確かなことがある。もし競技者が闘争心を失ったらそれは闘うのをやめることなのだ。

そういう意味では、オリンピック・ゲームは僕らにとってのひとつの大がかりなメタファーなのだ、と言うことも可能なのかもしれない。もし僕らがこのメタファーと現実とのつながりを、世界のどこかに見つけることができるなら、言い換えればその巨大な風船を地べたにつなぎ止めることができたなら、それはおそらく価値のあることになるだろう。でももしそのメタファーが、もうひとつ別のメタファーとしか連結しれないとしたら、つまりひとつの風船が別の風船としかむすびついていないとしたら、僕らはどこにも行けない。僕らがたどり着く先は、おそらくは奇妙なかたちをしたメディアのテーマパークだ。

スポーツ選手にとってのスポーツは研究者にとっての研究と置き換えて考える事ができます。

又吉直吉の「リオデジャネイロ!」とか出たらおもしろそうです。

最後に追加した項目-356

【追記】

「シドニー!」読み切りました。

でも一つだけ認めなくてはいけないことがあります。ある種の純粋な感動は、限りのない退屈さの連続の中からこそー麻痺性の中からこそー生まれてくるのだということです。

しかしそれでもなお、僕はときどきはっと我に返って思うのです。ぼくはほんとうにこんなところでいったい何をしているのだろうか? 何をしているかって? そう、いつもの人生をおくっているだけです。僕自身の、それなりにクオリティーの高い退屈さを、そこにかさねあわせるようにして。Business as usual…..

研究が楽しいというひとの気が知れません。研究って95%は苦しさと退屈さでできていると思います。

アメリカのlabにいたときも一緒にやっていたポスドクのコナー君はプレッシャに耐えきれず登校拒否となり仕方ないのでぼくが三週間実験を全部担当しました。ほんと今回の石川佳純さんみたいな感じで…

一度に融合タンパクの為に20コンストラクトくらいのplasmidの切り貼りをして蛋白質をつくり、ラベルする。夕方オートらをはじめて朝の7時くらいにそれを開けて現像。バンドがあることを確認して一安心。GLSの出勤を待ってデーター検討(labの最重要projectになっていた)を毎日繰り返す感じ。ほとんどーしかしこれは全てではないーうまくいくのだがーデータが取れて白黒ハッキリすると言う意味ですーコケるとやり直し。これがウザい。

今回、愛ちゃんが「(再び声を詰まらせながら)とても、本当に苦しい、苦しいオリンピックでした」と話したそんな気持ちです。

三週間後コナーくんが出てきたときにはGLSさんが論文を書き上げていました。

 


症例報告

今年の3月まで一緒に麻酔をしていた西本先生の症例報告が出版されました。

Accidental administration of the remifentanil formulation Ultiva™ into the epidural space and the complete time course of its consequences: a case report

JA Clinical Reports, 2(1), 1-3

Open Accessですから誰でも全文を読むことができます。

手術室で使う麻薬(remifentanil)製剤Ultiva™を誤って静脈内でなく硬膜外腔に投与してしまったのですが、その最初から最後までをつぶさに記述した報告です。 臨床的な意義はかなり高いと思います。


Natureにある論文が出ていました。

大変興味深い報告です。この方向性で臨床で使える薬剤ができれば麻酔が確実に変わります。


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